ひとりでラーメン食ってきた(山岡家)
まあ山岡家は、ときどき出先で行くんですけどね。昨日も。
店員さんから急に「お好みは?」と訊かれる。このスタッフさんの中なら太目メガネ君が好みっぽかったですね。だがそういうことじゃない。あー山岡家もそっち系だっけか。訊かれる系か。久しぶりだから忘れていたなあ。
でもおれ、麺の固さとか脂の量とか味の濃さとかどうでもいいんですよ。いやどうでもよくはないもんなんだろうとは分かってるんだけど、その店のベストがあると思うし、自信をもって、これがウチの味だと出してほしい。外食のときってお呼ばれしてる感覚なんですよね。「このおうちってラーメンこんな感じなんだあ。旨いなあ」と食べたい。家系ってそういうことだろ。ちがうのか。
「……普通で。ぜんぶ普通でお願いします」
普通の人生に憧れるし。おれだって何かひとつくらい普通になりたかったわ。ジェットコースター兼お化け屋敷みたいな人生を望んでたわけじゃないのよ。「RYOJI さんって何の変哲もないですね。人生楽しいすか?」とか呆れ顔で言われたかった。いやそんなこと言われたら傷つくに決まってるけど、それくらい普通に憧れがある。普通だったら逆を思うのだろうか。
「普通で」って、それも言いづらいけどね。「こだわりゼロのおっさんとか生きてていいの?」とか思われそうで。でもおれ、本当に「出されたものを黙って食いたい」タイプなんすよ。文句も言わんのよ。うちのパートナーもそうよ。池袋のヤマダ電機裏の変な焼肉丼屋だけだよこれまで文句言ったの(何年経っても語り草になっているほどひどかった)。
嬉しくてニンニクいっぱい入れちゃった。うまかった。
カウンター席に座るおれの真後ろに、テーブル席空き待ちの方々がずらっと並んでて、まあよくしゃべり笑うんですね。ノーマスクで……それは本当に嫌で、終始気になりましたよね。背もたれにするには少し遠いかなくらいの近さなので、どうせならあと一歩だけ前に出ていただいてですね、おれちゃんが寄りかかれるようにしてほしかったです。それか黙れ。近いんだよ。
まあそういうのも夕飯時だったからかなあ。いつも真夜中に行くので行列もなかったんだよなあ。そゆことか。次回からまた深夜に行きます!
いや雨すごかったですね、昨日。運転してたんで死ぬかと思いました。ライン見えねえ。駐車場にクルマを入れたら雨がやんだので「ラッキー」と思いつつそこから徒歩で家に帰ったんですが、途中また降られました。一瞬でずぶ濡れ。悪いことに頂き物のボストンバッグ持ってて。
「畜生ゲラルディーニだぞこれ」
「たかがバッグじゃねえか」
「おれより高いんだぞ」
「中古だろ?」
「おれだって中古なんだよ!」
という会話を頭の中でしました。ついでに言えば、洗車して3時間後に雨とか勘弁していただきたいです。いやちゃんと文句だらけっすね。タラタラっすね。「文句言わない」とか嘘だなあ。今日はお洗濯できなかったし明日から仕事とかふざけんな。お出かけしてたんで(んで今日寝てたんで)全く皆さんの記事が読めなかったですけど、これからつらつらと。はい。すみません。拝読します!