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名古屋に行くも番犬とのバトルで敗退
名古屋行ったんスよ(何も嘘は書いてない)
「名古屋」行ったんすよ。いや小見川の。香取市の。千葉の。あーもう。名古屋って言ったら小見川大橋入口交差点の近くの蕎麦屋じゃないすか。テナントにTRIALとアピオとダイソーが入ってる、あの怖い建物の近くですよ。あそこ夜行くと良い感じにマジ怖え。いや名古屋の話だった。
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以前食べた時はね、生姜焼き定食でした。お蕎麦屋さんなので蕎麦がついてくるんですね。画像はありませんね撮影する前に食べちゃったんで。旨かったス。もちろん素朴なメニューだし奇をてらったものじゃない。そんな店じゃないです。でもそういう普通のものがとても旨かった。また食べたいなと思って利根水郷ライン(R356)をひた走るわけですね。何か困難とか冒険が待ち受けているわけじゃないです、川っぺり走ってりゃ普通に着きます、いつも混んでるんで、通は店の裏手に砂利の駐車場があると知ってますからそっちに停めます。ただ裏手側の駐車場にはラスボスがいる。お犬様です。
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人様の犬に手を出してはいけません。なので視線を外しつつ離れた位置から撮影。そしたらうなりやがった。おれの匂い嗅いだら夢中になるくせに。好きになっちゃうくせにコイツめ。かわいいなあ。地方行くとハエもすごい寄って来るんですよ。人間性が腐ってんのバレてんのな。
ちなみにライオンなどの大きい猫に好かれたい方はカルバン・クラインのオブセッション付けると良いみたいですよ。サバンナ行くときにいかがか。
それで名古屋ですよ。犬を華麗にスルーしてお店の正面に回ると……
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さっきまで開いてたのに!……おれの前に入った車、あいつのせいだ! あのやろう! おれの蕎麦を横取りしやがって!(←怖い人の思考回路)
「蕎麦以外のものでいいんで腹ペコなんで何か……」と食い下がろうかと一瞬思ったが、のれんまで外してあるからには本気だ。本気で閉める気だ。あきらめよう。というよりあきらめる以外にどうする気だ。
アホな僕。だって犬がね、いたんですよ……
仕方がないので車を出す。どうしようか。そうだ香湯らーめん行きたかったんだ。ニカタツさんが行ったの You Tube で見たんだった。そのまま銚子方面へ。交差点を直進して黒部川を渡って間もなく右手にありますよ。
で、駐車場に停めようとしたんですが、目測誤って、切り返さないと停められない。すると待っている車が。ジェスチャーで「ごめんなさい」と「こっち停めます?」をやる。「いやこっち」とお店の裏手を指すそのお方。従業員さんですね。「どうぞお先に」と入ってもらう。商売は一刻を争うゆえにな!
香湯らーめん行ったんスよ(仕切り直し)
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お米は千葉県産のコシヒカリ。餃子は皮も餡も自家製で、餡の味つけは強すぎない。というよか、むしろマイルドな部類じゃないだろうか。ここは「醤油+酢+ラー油」でいただきたい。皮はしっかりと厚めで弾力がある。あれもこれも好みに合ってた。確かに餃子おいしい。もちろんラーメンもおいしかったんですが、餃子に心を奪われて……
カウンターの向こうから「さっき(駐車場で)ありがとうね!」と声をかけられた。店長さんでしたか。「あ、あ、あ、さっき……すみまs……」とモゴモゴしてしまう。照れちゃうぜ。リアルじゃシャイなんだぜ。さっき駐車場でガン無視とか当て逃げとかカツアゲとかしなくて本当によかったぜ。
お店を出て、扉を閉めて。ふと見ると、スタッフの皆さんと目が合った。ガラス越しにまた頭を下げ合う。店内ほぼ満席で忙しいのに、会計を済ませて帰るお客が店を出た後にまた振り返るかもしれないと考えてる、これって実はすごいことだなあと思う。東京から100キロちょいだし、また腹すかせて行きます。結構お腹いっぱいになったんですよね。
水戸街道でオーバーパスに入ってから側道行かなきゃいけなかったことに気づいたらしいタクトが後ろ向きに押して下がってたけど、バックだったら逆走にならないのだろうか。周囲の車は苦笑してただけだったんで、まあいいのか。オーバーパスで後ずさりしている人を初めて見た。帰路も楽し。運転しながらめっちゃノリノリで踊ってたら後ろのおっちゃん(バイク)が笑ってたんで、信号待ちの時に「よしもっとミスチル聞かせたろ。冷気も送りましょう」と後部の窓を開けたら、その間に、おっちゃん擦り抜けて前に行ってた。切なさってこういうこと? おれの思い、今んとこ行き場なし。あ、職場用にお土産買うの忘れた。まあいいか、
【東京から高速バスでお越しの皆様へ】
東京駅八重洲口から高速バス「鹿島神宮/カシマサッカースタジアム行き」に乗り約2時間、鹿島セントラルホテルで降車します。タクシーが客待ちしてますので、「小見川大橋入口交差点を右折して蕎麦の名古屋へ」あるいは「小見川大橋入口交差点を左折して香湯らーめんへ」と告げましょう。レンタカーなら鹿島セントラルホテルから徒歩ですぐのところに「ニコニコレンタカー神栖平泉店」があります。ここのアフロ兄ちゃんはめっちゃ気の良い奴です(ビリドゥーエの迷彩柄ボストンバッグを褒めてくれたし)。
お帰りの際も鹿島セントラルホテルから高速バスに。敷地内に「ゆの華」がありますので温泉で汗を流すのもよいですね。おれちゃんが浸かってたら当たりで、きっと良い出汁が出ているはずです。声かけていただけたら背中くらい流します。そしてバス乗り場すぐのところに「亀じるし」があるのでお土産に和菓子なんていかが。
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バス乗り場の売店にも「吉原殿中」「水戸の梅」は置いてありますね。ここの売店にはわらづと納豆がありまして。ただいつも「バスという密閉空間への納豆持ち込みはテロ行為に相当するかも」と躊躇するんですよねえ。
まあ一泊して「ちばらき」を堪能するのもよろしいな。茨城県神栖市という東京駅からほぼ20分間隔でバスが出ているような異常にアクセスのよい街は、そこを拠点に周辺を探索するのにうってつけです。栄えてるし。
無類の鉄塔好きで工業地帯巡りがしたいあなた。分かります、神栖市でOKです。急に田園風景が恋しくなったあなた。利根川を渡って千葉県香取市へどうぞ。まず香取市で田園風景を満喫して、また神栖市に向かって利根川を渡るときに、田んぼあって一級河川があって、遠く見える神栖の工業地帯と長い長い送電線、というパノラマ感を楽しまれるのがよろしいかと。
あのへん観光地じゃないんでね。あからさまな何かがあるわけじゃない。しかし高速バスから見える景色をひとつお話ししますと、こんな感じです。「一面の田んぼに降りた一羽の白鳥。トラクターを止めたおじさんがそれに話しかけている」――おれが見てるのはそういう風景です。子どもの頃からよく遊びに行ってて、なんてご飯が美味しいんだといつも思ってた。普通の、祖母が作る食事がとびきり旨かった。祖父が「来たぁが」と言う声が今も蘇る。毎回ヤブに飛び込んではウルシにかぶれ(かぶれ跡、今もチンチンとこだけ消えない)、結膜炎になろうがアレルギー性鼻炎出ようが大好きだった田舎。何もないようで、何もかもがあって、何より自分のルーツがそこにある。だから贔屓目はあるけどさ。もうじき田んぼが一面色づき、きっと「その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」って言いたくなる。
風と稲穂と速くなる呼吸 生きるってことを知りました
あぁ そうか夜の群青色は誰かが観てた夢のせいだ
鉄塔のガイコツ ネオンのゼリー あぁ そうか あれは僕の街だ!!
あ、やっぱりお泊りですか。そうですよね。昼食は「名古屋」で、夕食は「プレ・サレ」で、なんてコースはいかがですかね。「プレ・サレ」は店名から連想されるモンサン・ミッシェルの名物料理なんて出て来ない一般的な洋食レストランですが、ここハトコに連れて行ってもらったんですけど旨かったんだよなあ……昔ながらのメニューでホッとする、でもきっちり旨い、何を食っても感心するくらい旨い。そういう店が好きなんですね。
どこに投宿されるか決め手になるポイントは様々だと思うんですけど、「スーパーホテル鹿島」は夜中に起きちゃっても大浴場が使えます。「たびのホテル鹿島」は11時チェックアウトで朝ごはんも旨いですね。バイキングのローストした豚肉、焼き鯖が非常に美味しかったです。地産地消なのかな生野菜がとても新鮮でドレッシングも旨い。ただのサラダがちょっと驚くくらい旨かったですね。脇にマカロニ添えてみたりして。画像? ないです。
実家話。ヤマカガシがニホントカゲを追いかけてたから、「お前とおれは友達だけど、ニホントカゲはやめとけ。アマガエル食っとけ。あとここ、おれんち」と止めた。そうしたら何を思ったのかヤマカガシがおれに直進。慌てて逃げると(ヤマカガシにはヤバい毒があります)、ヤマカガシが驚いて動きを止め、ヤマカガシも別方向に逃げ出した。もう酷暑で気温が動物の体温を上回っているから、ヘビにはそこに恒温動物がいると知覚できなかったのかもしれない。いや話しかけてただろアホな子か。このエピソードにはパートナーがめちゃくちゃ羨ましがってました。しかし暑いですな。コシヒカリは暑さに弱いのだが大丈夫かな。利根川の河口にイリエワニが生息し始めるのも時間の問題だと思ってる。構成も何もないひどい書きなぐりですね。分かってます。ムカデやアブとの闘いを繰り広げてお疲れモードなんです。今は東京なんですが、持ち帰った洗濯物に千葉県産のムカデがいたんで、東京に放しておきました。仲良くしてやって下さい。こちらからは以上です。シャワー浴びてちょっと出かけるかな。なんでこの辺、田んぼねえのよ?