見出し画像

具体的で実践的。優しく背中を押してくれるユータヌキさん〜#30秒モチベ読書記録

私にとってユータヌキさんといえば、私のサイトに漫画を提供してくれた人であり、対話のコミュニティにゲスト登壇いただいた人でもあり、私がとっても信頼を寄せている人でもあります。

そんなユータヌキさんが新しい本を出版されたというので、早速手に入れて読んでみました。

その本は、『何をするにもやる気が出ないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください…』(サンクチュアリ出版)です。

あぁやっぱり。ユータヌキさんの共感性が溢れる一冊だなというのが最初の感想です。

この丁寧に心に寄り添ってくれる感じは、ページをめくりながらもどこか安心感を与えてくれる。

ここはまさにユータヌキさんの強みですね。

そして実際に読んでみて、「この本はたしかに役立つぞ」と私自身実感できたので、今回は、この本の私なりの読み方、活かし方を書いてみようと思います。

「なるほど、そんなふうに読むのか…」なんて、参考にしていただけたら嬉しいです。

それでは、どうぞお付き合いください。



00.全体的な感想

まず、この本はとても実践的だと感じました。

細かい理屈だとか、正論/べき論なんかは述べずに、「このくらいのことをやってみるといいよ」という超実践的なところが書いてある。

そこにユータヌキさんの優しい絵が合わさって、そっと背中を押してくれる感じが心地良いです。

心地良いんだけど、しっかりと実践的。

頑張る→できない・・・頑張ろうとする→頑張れなくなる・・・

みたいなところをグルグルしちゃっている人には特にお勧めしたいと思いました。

01.これはやっているぞ!よしよし

ここからは実際の私なりの活かし方を書いていきます。

私も含めて、この本を手に取る時点で多くの人の気持ちって少しマイナスのところにいるのだと思います。

やる気ってなかなか出ないんだよな…、いつも続かないんだよね…といった感じ。

このままの心持ちで読み始めると、「そうなんだよね、わかっているんだけどさ…」みたいな、ネガティブの増強になってしまう恐れがある。

だから私は意識して、「あ、これはやっているぞ」「これ以前にやって、確かに効果あったぞ」といった、やっている、できている、効果を実感できた過去があるものを見つけるところから読み始めました。

その方が楽しいですからね。

そうやって見つけたのが、

No.16 モヤモヤを「忘れることノート」に書きなぐる
No.56 「なんのためにやるか」をはっきりと意識する
No.70 午前中に空を見上げて太陽を浴びる
No.72 数字を見ないで目の前のことをやる

このあたりでした。

お〜、それなりにやっているじゃん♪なんて、まずはちょっとご機嫌モードからのスタートです。

これらのできているところは、これからも自信を持って続けていきたいと思います。

そして、ちょっと余談になりますが、この中で「へ〜」と思ったのが、No.72の「数字を見ないで目の前のことをやる」に書かれていたこと。

プロ野球選手の川崎宗則さんが、「勝利という目に見えないものは絶対に追わないようにしている」とおっしゃっていて、あれだけ実績を残している人が勝利や数字を追わずに目の前の1つひとつのことを大切にしている、ということに、強い説特力を感じました。

確かに、私も毎日のXの投稿や週3回のブログ配信は、結果や評価を追ってないからこそ、続けられているものです。

このあたりは今の感覚を大切に、これからも続けていこうと思いました。

02.これは私には合わないかな

次に、「あぁ、これは私には合わないかな」というものを外す読み方をしました。

これはかえって苦しくなるな、とか、あんまり私は楽しく感じないな、とか。

それが
No.09 砂時計をセットする
No.4 ティッシュにアロマオイルを1滴垂らす
No.25 返事を考える前に「返信」ボタンを押す

でした。

合わないものを無理にやる必要はないですからね。

砂時計とか、とにかく返信ボタンを押すとかは、私の場合はかえってプレッシャーを感じてしまう。

アロマオイルはたぶん、数回で面倒になってしまう(笑)

役立つ本は役立たせてこそ意味があると思うので、ここはわがままに、自分に合うものだけを取り入れるように読みました。

合わないものわがままに外していくことも、とても大事なことだと思っています。


03.あぁなるほど、これいいかも!

そして最後に、「これはやってみたいな」と思えるものをいくつかピックアップしました。

それが
19 お尻を締めて膝立ちする
53 “身・息・心”の順で整える
79 「幸せセンサー」を敏感にする

です。

すぐにできそう!と思えたもの、大切だなと心から思えた3つです。

もともと私の中で気になっていたものが、こうして言語化されて目の前に現れた、ということかもしれません。

この3つから、私は新しく取り入れていこうと思います。

自分に合いそうなもの、できそうなもの、楽しめるものが1つでも見つかって、取り入れて、効果を実感できたら、この本を手元に置いた価値がありますよね。

数ヶ月してまた気分も変わったころにもう一度読んで、新たな「これいいかも!」をピックアップしてみるのもいいかな、なんて思っています。

SNSとかに、これやってみました!なんて多くの人が投稿したら、きっとユータヌキさんも喜ぶだろうなぁなんて、ちょっと想像したりもしました。

おわりに

この本は、とても読みやすいです。

でも、サラサラと目を通して素通りしてしまってはもったいない本でもあると思いました。

昇龍拳をくりだす、なんていうのもあるので、楽しみつつ1つからでも実際に取り入れられたらいいですね。

今回やってみて、読んだ本をこうしてまとめてみるのもいいものだなと思いました。

自分のためになって、読んでくれた人のためになって、そして読んでくれた人と著者が本を介してつながってくれたら最高です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


こちらの本を紹介しました ↓↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?