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Why nakibo. | 成り立ち
nakibo.の早川です。
今回は大学時代の友人と立ち上げた「nakibo.」その成り立ちを書こうと思います。
nakibo.は、「LIFE ACCENT」をコンセプトとして、日常にアクセントを付けるような 少しユニークで心躍るデザインやライフスタイルを提案しながらモノ作りに取り組んでいくクリエイティブユニットです。
高校時代に描いた「夢」
高校時代 進路を決めるタイミングで「自分は何をしたいのか」「何者になりたいのか」をよく考えていました。
丁度その頃、初代iPhoneなどスタイリッシュなモバイル製品が続々と発売され始めていたこともあり、プロダクトデザインをしてみたいと漠然とした興味や夢を思い描いていた自分がいました。
思い返すと幼い頃から物を作ることが好きでした。自分で試行錯誤して作った物で人が驚いたり 喜んでくれることが堪らなく嬉しかった。そんな自分の素直な気持ちを信じて「革新的なアイデアとデザインで人の生活を豊かにするモノを生み出す人間」になりたいと決断をしました。
その時ふと思ったのです、
「人の生活を豊かにする」のであれば人の生活を深く知る必要があると。ならば手の平の中のことだけではなく人の生活に関わる全ての事を学び徐々にスケールダウンして行くことが夢の実現には不可欠だと。
悩みに悩んでプロダクトデザインをすぐに学ぶ「近道」ではなく、生活に関わる最大スケールから学ぶ「遠回り」な建築の道を選びました。
大学時代に描いた「夢」
時は流れ大学4年生、同じ研究室で共に切磋琢磨していた関目君と将来の夢を語り合う機会が何度かありました。性格も思考スタイルも違う2人でしたが、ある共通点がありました。
それは自分が高校時代に密かに思い描いていた、文房具やガジェットなど「空間より小さいスケールの物を自分達で作りたい」という夢。
先行して関目君が書いてくれている記事にもありますが、
「1%の人のためのモノ作りがしたい」
「作ったモノを売り歩きながら旅したい」
そんな夢をいつか叶えたい!と話して盛り上がったのを今でも覚えています。
Why nakibo.
そのままスケールダウン計画を続けていた早川は建築学科から内装設計会社に就職します。その間も関目君と定期的に連絡を取り合いながらお互いの環境下で経験を積みました。
時はさらに流れ、当時の夢の実現に向けて今「nakibo.」が始動しました。
偶然か必然かコロナ時代に始まったnakibo.のものづくりとの向き合い方については関目君の記事を読んでみてください。
関目君も建築から内装へそして空間に関わる企画やデザイン設計、ローカルメディア制作や、Webサイトの制作のスキルを身につけているので
建築(街)⇄内装⇄プロダクト⇄Web それぞれのスケールを行き交いながらアイデアを形にして行く事が出来る。それがnakibo.の強みの一つです。
初めは身構えずとにかく自分達が作ってみたいものを作る。それが作り手や使い手に求められるものであるのかを確認する。そうして徐々にnakibo.のスタイルを確立していけたらと思っています。
次回からは「アイデアの種」を形にして行く過程を早速お見せしたいと思いますので乞うご期待ください。
おわり。
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文: 早川
nakibo. WEB: https://www.shirokumahut.com/nakibodesign/