業務委託チームで勝つ!新規事業を成功に導くためのマインドセットと運営戦略
採用ノウハウメディア『採用百科事典』を運営しているリクエストエージェントの秋場です。当社は採用支援事業(求人広告事業)や人材業界向けのWebマーケティング事業を展開しています。
こんなポストを見かけました。
業務委託に対して一体感や推進力が欠けている点を指摘しています。
彼なりに思うところはあるんでしょうけど、コメント欄では否定的な意見が並んでいました。
私もコメント欄と同じく発注者側の考え方を変える必要があると思います。
ポストでは業務委託側の姿勢に問題があると指摘していますが、これは業務委託という仕組み上どうしようもありません。
業務委託は雇用契約ではありませんので、簡単に契約終了することができるのがメリットです。一方で、業務委託側からすればどんなにコミットしようとも、業績不振や事業環境の変化などクライアント側の都合で契約終了する可能性があるため、全力でコミットすると悲惨な目に会うことがあります。
業務委託は、ある日いきなり「今月で契約終了ね★」と言われるリスクがあります。そのため普通の人であればリスク分散の意味で、複数のクライアントをもち、突然の契約終了があった場合への対処をしています。
本当に優秀な業務委託メンバーにフルコミットしてほしいなら、ちゃんと高い報酬を支払い、長期契約しましょう。他で忙しいと断られたら「他社の案件分もうちが払うから、うちにフルコミットして」で済みます。
そりゃそうだろ汗 こういうのが一番よくないです。
「他社が高い報酬を提示しても、安い報酬のうちの仕事をやるべきだ」という上からの考えは捨てるべきです。ほかの仕事をしてほしくないなら高い報酬を払えば済む話です。なんなら先払いしてもいいと思います。
業務委託においても「安い単価で優秀なメンバーを集めたい」という企業さんは結構います。しかし、ここでお金を出し惜しみする企業さんはあまり良い結果に繋がりません。業務委託メンバーも求人募集を相対評価するからです。
オウンドメディア領域では
ライターを安く募集する⇒応募が集まらない(経験が浅いメンバーしか集まらない)⇒ディレクターやマーケターも入れない(ライターに全部やらす)⇒うまくアクセスが集まらない。
といった負のサイクルを結構見てきました。
当社は人材領域のマーケティング支援をおこなっていますが、ある程度ちゃんとした予算と、ちゃんとしたメンバーで勝負しないと話にならないです。
むしろ高い報酬を提示したほうが、結果的に早くビジネスが成功することが多いです。安物買いの銭失いにならないように気をつけましょう。
自分たちも本気になる
業務委託メンバーの熱量に不満を言う割に、自分たちの熱量も低い人たちは意外に多いです。
SEOの世界では本当に狂ったみたいに働く人がいるので土日祝関係なく働くくらいじゃないと太刀打ちできないです汗
ちなみに、かなり昔の話ですが、私も業務委託案件で契約前に「オレはこの新規事業に命かけてるんだ!」と大声で熱弁をふるった社長が、初回キックオフに別の会議に参加のため不参加と言われたときはズッコケました。
追記:ただいまリクエストエージェントは絶賛仕事募集中です。オウンドメディア支援やSEO対策、転職アフィリエイト市場参入などお気軽にご相談ください。