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一人旅へ行こう!初めての一人旅はカンボジア&ベトナムへ《第5話》チケット持たずに空港へ行っても平気なの?
《第5話あらすじ チケット持たずに空港へ行っても平気なの?》
いよいよ旅行日程も近づきました。
しかし良く考えてみたらまだ飛行機のチケットを持っていない!
チケットを持たずに空港に向かっても平気なのだろうか?
更に調べてみたところ自宅からは始発で出発しても搭乗時間には間に合わない事も判明・・・。
さてどうする!?
今回はそんなお話しです。どうぞご覧ください。
はじめてご訪問の方はトップページ★もくじ★の記事よりどうぞ。
《chapter1 そういえば飛行機のチケットが無い》
いよいよ旅行の日程が近づいて来た。
心はもはや海外。仕事が手に付かない毎日である。
そんなある日気がついた。
そういえば飛行機のチケットを持っていないじゃないか!
たまにSNSで飛行機に乗る人が空港でチケットを手にしている写真を見かけるところ。
あのチケットはどこで手に入れるのだろう?
そもそも自分は旅行なんてほとんどした事がない。電車に乗るには未だに券売機で切符を購入している人間である。
コンサートだったらチケットは事前にコンビニ発券するんだけど・・・。
旅行代理店からは自分が搭乗する飛行機の情報はメールで送られて来ていた。
その代理店のWEBのマイページにログインすれば旅程含めて確認もできる。
PDFファイルで確認できる「Eチケットお客さま控え」という搭乗便の情報を記したものはこちら。
控えというくらいで実物で無い事は明らかだし、そもそもこれはPDFファイルである。
チケット実物をどこでどうやって受け取るかはどこにも書いていない。
まさかPDFファイルで飛行機に乗れる訳はないし・・・。
「お客さま~、PDFファイルではちょっと・・・」
と、当日空港で追い返されてしまうのではないか!?
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『飛行機に乗るのにチケットを持たずに空港にやって来た男がいたんですよ~。』
『な~に~~~! やっちまったな!』
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とはなりたくないので調べてみた。
すると・・・
そのまさかだったのだ!
つまり飛行機には空港へ向かう前に手に入れべき紙のチケットは存在しないのである。
旅慣れた方に言わせれば「何を当たり前の事を」と思われるかもしれないが、なにしろ自分は生まれて初めて自分で手配して飛行機に乗る人間。
ネットで調べたところ「当日は指定のターミナルに開設されている自身の搭乗便のチェックインカウンターに行きパスポートとEチケット控えなどの航空券番号が分かるものを提示する」とあった。
なぜそんな大事な事をEチケット控えとやらに書いていないのか。
不親切ではないのか!?
自分がもし旅行代理店や航空会社の担当であったなら
《当日は指定のターミナルに開設されるチェックインカウンターまでこのEチケット控えをプリントアウトまたはスマートフォンの画面に表示できる状態でお持ちください。》
《チェックインカウンターは搭乗時刻の○時間前からオープンしております。遅くとも出発時刻の○時間前までにはお越し下さい。》
とでも小さく書いておくところであるが。
そう毒づいたところで、ついでにもっと詳しく調べてみた。
《chapter2 事前にWEBチェックインをしておこう》
今回利用するのはベトナム航空だが、WEBページにて出発の24時間前よりWEBチェックイン並びに座席指定が可能とあった。(航空会社によりタイミングは異なる模様)
ちなみにWEBチェックインというのは搭乗表明とでも言えば良いだろうか。
ようするに「自分はこの飛行機に乗ります!」と申し出るという事。
そんなの乗るに決まっているじゃないか!と思われるかも知れないが、世の中にはビジネス等でフレキシブルな座席予約を行っている人が一定数いるためと思われる。
搭乗する航空会社のWEBにて会員登録を行っておけばマイルも溜める事もできる。せっかくなので登録しておこう。(ベトナム航空はANA等と提携していて相互にマイルを融通できる模様)
旅行代理店から送られて来ていたEチケットお客さま控えにある航空券番などを入力してWEBチェックインを済ませるとメールでオンライン搭乗券のデーターが送られて来た。
実際にWEBチェックインをするのは24時間前として、それ以前に一度Eチケットお客さま控え等の予約情報が旅行代理店から送られて来た段階で航空会社のシステム上にて自分のチケット予約情報が正しく登録されているか確認しておくと安心だ。
例えばアルファベットの航空券を予約した氏名とパスポートの氏名は一字一句一致している必要があり、一見合っているように見えても「実は名字と名前が逆になっていた!」などといった事があるかもしれない。
万が一パスポートの氏名と一部でも一致していないと搭乗出来ない事もあるんだとか。当初の予約時はくれぐれも注意して入力したいところである。
なおベトナム航空の国際線はWEBチェックインを済ませても、当日はその際にメールで届くオンライン搭乗券を空港のチェックインカウンターで提示し認証を受ける必要があるので注意。
また当日空港のチェックインカウンターはWEBチェックイン済の乗客用が設置され、行列をしている未チェックイン客のカウンターを横目にスムースに手荷物を預け終える事が出来る場合も多いようだ。
それでWEB搭乗券はできれば念のため事前に印刷してチェックインカウンターに持参したいが、自宅にプリンターが無い人はスマホですぐ表示出来るようスクリーンショットを保存しておくと良いだろう。
《chapter3 窓側vs通路側、座席はどこがオススメか》
話し戻ってオンラインチェックインのメリットである座席指定について少し話しておこう。
自分はとにかく窓から外の眺めが見たいと思って色々調べた。
前方→ビジネス席やプレミアムエコノミー席
中間(エコノミー席の前方)→翼が邪魔になって景色が見えにくい
後方→景色が良く見える
飛行機を移動手段と考えた場合は前の方から乗客を降ろすので前方席が素早く空港から出られて人気だったりするそう。
また翼よりも前の席の場合はエンジン音があまりうるさくないというメリットもあるんだとか。
そのような事もあり一般的に飛行機の座席は前の方から埋まりがちである。
しかしながら特にそこまで急いでいない自分は景色が優先。
後ろの方の窓際席が空いていたので右側の窓際を確保した。
なぜ右側にしたかと言えば窓から富士山が見えそうだからである。
ちなみに窓際席か通路際席かも人気が分かれるところ。
一般的には窓際の方が当然景色が良いので人気だが、国際線で長時間のフライトとなるとどうしても「トイレ問題」というのが発生するんだとか。
これは窓際だとトイレに行くのに「ちょっとすみません」と、他人にどいてもらう必要が出るので気を遣うという話し。
どいてもらえればまだ良いが、爆睡されているとそれも困難だったり。
これが爆睡しているのが日本語が通じない大柄の外国人だったりしたら・・・。
自分「ええ、えっくすきゅーずみー・・・。」
外国人「zzz・・・」
自分「もれるーーーっ」
そのため3時間を超えるような(途中でお手洗いに行く事になりそうな)長時間のフライトの国際線は窓際席と通路際席は人気が分かれるそう。
これが友達と横一列一緒に搭乗するのであれば気を遣わないのだろうが、自分は一人旅なので。
しかしこの時はそんな事には気づいておらず、とにかく景色が見たいと迷い無く窓際席を確保したのであった。
《chapter4 ところで成田空港へは何時に行けば良いの?》
旅行代理店から送られてきていたEチケットお客さま控えを見れば成田空港のターミナル1から出発する飛行機なのはなんとなく分かる。
ただ問題は自分が自力で飛行機に乗った事が無く、ましてや国際線という海外へ出発する空港の利用方法が全く分かっていないという事。
やはりネットで調べたところ「海外旅行経験が無いなら空港には出発時刻の3時間前に行くべき。」というアドバイスが多く見られた。
自分の搭乗する最初の飛行機便。
成田発→ホーチミン行き午前9:30発というもの。
えーっと、9:30の3時間前は・・・。
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午前6:30!!
神奈川県北部の自宅からはどうがんばってもバスや電車の始発が無かったのである。
そうなるとマイカーで行くしかない。
一般的なコインパーキングと違って確か空港のオフィシャルパーキングは連泊できるんじゃなかったかな。
そう思って成田空港のWEBで空港オフィシャルの駐車場の料金を調べてみる。
すると10日間駐車した場合1万円以上は掛かる事が分かった。
成田なんて土地が余ってそうな田舎のイメージなのにこれはもったいない。
空港から少し離れる近隣の民間駐車場を調べてみると4000円くらい。まあまあ安いか。
でも待てよ。
それだと自宅を午前3時頃に出発しなければならない。
寝坊が怖いし居眠り運転も怖い。
そんな事になれば全てが水の泡。
さてどうしたものか・・・・・・。
(つづく)
執筆者【リョーイチ】
東京・八王子の高尾山近くの一軒家で一人暮らし満喫中。フィットネスジムに通いつつ時々近所の山にも登ってます。そして最近は一人旅にはまり中。
テニス・バドミントン・登山・スノボは3シーズン目。DJやクラブイベントの開催活動、自宅DJレッスンもしています。
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膨大な旅の写真はInstagramにて ユーザーネームは ryoichi3
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