専業トレーダーによるゴールド週間分析2/11～2/16

皆様、今週もお疲れさまでした。2月も中旬が近いですがまだまだ寒さは厳しいですね。引き続き暖かくして体調など崩されないようお気をつけ下さね。

そんな中相場の方は、大きく動く事も無く上下に行ったり来たりのレンジでしたね。ドルもそろそろ動きつつあるので、これからトレンドが生まれてくればもう少しやり易くなるのかなと個人的には思っています。

それでは、いつも通り週足から詳しく見て行きましょう。

※私が公開している情報は全て教材用、検証用の資料となります。トレードシグナルではありません。投資をする際は皆さま自身で良く調べ考え、自己責任で最終決定をしてください。

週足分析

Tradingview週足

■週足では、目線は上方向。先週から状況は変わらずレンジの中を推移中です。現状赤トレンドラインに支えられていますので、ここを割り込んで来るならキリ番、ラス押し安値2000～1984ドルを目指す流れを見て行きたい所。

そこから下は再び強いサポートが控えていますので、そこらで買い場を探るのが現状のメインシナリオとして考えているところです。1931水平を守り切る限り三尊否定からの上みたいなイメージで考えています。

トレード自体は今の位置ですと日足レベルくらいのトレードくらいしか出来ないのかなと考えています。

日足分析

Tradingview日足

■日足では、目線は上方向。ギリギリのところで耐えてクローズしています。週足同様赤ＴＬで支えられていますのでここを実体で割れるようなら1984付近が次のターゲットとなりそうです。

新たにポジションを組むなら、ＴＬ割れを日足で確認してからの翌日に日足の上髭を狙うような形でも良いかなと思います。ターゲットはＴＬ割れからの青サポートゾーン上辺やチャネル下限までです。

今あるポジションについては、日足での安値はレンジの中でも切り上げて目線もまだ上ですので、現状のレンジの継続やサポートされ上へのブレイクも警戒する形でリスク管理を忘れず徹底して行きたい所です。

４Ｈ足分析

Tradingview４Ｈ足

■４Ｈ足では、目線は下方向。日足レンジの中の下限に近い位置に居ます。４Ｈでは現状上は200MAに抑えられ下は2010付近が次のサポートです。

週明けの立ち上がりは特に何かが出来る位置ではありませんが、上下のポイントでの動きに注目して見て行きたいと思います。

レンジが続くようなら抜け方向について行く準備は整えておきつつ、ここからの戻りは波形的に売りはスルー。今あるポジションのみに集中します。このまま下抜けるなら戻り売りが出来る位置まで静観。といった感じのシナリオで動きたいと考えています。

ドルインディックス

Tradingview日足

■ＤＸＹ日足では、レンジミドル上に抜け、下降チャネルをもう一段上にシフトしつつレジサポ転換中といった所です。特に戦略に変更は無く、このまま順調に行くなら105を目指す流れになるかと考えていますので、現状のレジサポ転換の成否で来週の方向性は見えてくるのかなと思います。

メインはゴールドのチャートに従いますが、方向感が別方向なら戦略の修正が必要になると思いますので、同時監視はいつも通りやって行ければと思います。