ゴールド9/13~9/17トレード戦略
今週も皆さんお疲れ様です。週頭から最後まで終始下落の多い週となりましたね。終わってみれば、頭を抑えられ週足包足陰線。やっとまともな下落が来たなと言った印象です。金利下落に伴うゴールド上昇の相関が弱く、金利上昇時のゴールド下落の相関が目立った形ですね。その点来週も気を付けてみていきたいですね。
今週大きく稼げた方、負けてしまった方様々いらっしゃるとおもいます。
相場の動きは不可抗力で避けられないもの。
自分が正しいと思うからエントリーして、負けて苦痛を味わう。この繰り返しが答えのないジレンマを生み出します。その原因は自分が正しいと思う感情そのものが間違っているからです。仕事やスポーツであれば、勝つと思うから勝てる、ということは確かにあります。人為的な精神力で結果が変わるでしょう。
しかし、相場の動きは自然現象と同じで不可抗力です。人為的ではありません。いくら優位性の高いポイントでエントリーしても予測はあくまで予測であって外れることもあります。
正しいと思っていいのは自分の基準やルールだけで、それ以外はどっちみち自分にはどうにもできないことです。人知を尽くして天命を待つ如く、しっかりと検証した基準でエントリーできた時点で、トレーダーの仕事は終わりです。
あとエントリーする際には利確ラインと損切りラインを必ずペアで決めて、一度決めた損切りラインは動かさないことです。損切りラインを動かしたことで一度でもポジションが救われた経験をしてしまうと、たちまち悪い癖がついてしまい矯正するのが大変になります。損切は利確と同等に価値があると思う事。
相場は負けてもともとと考えて向き合えればいいなと私は思います。必要なのは実験と研究の反復です。
それでは来週の相場をみて行きます。どうぞw
週足分析
●先週足に包足で大陰線を付けています。値幅としては約47ドルとなって月足レベルのまだ持ち合いの中を推移しています。見立てはこちらは変わらず実体でこの中を推移していく限りは上昇目線のレンジで見て行きます。割れて押したところは週足の髭として押目を拾いたいと思っています。とはいっても強い陰線が出たので少し直近ではすぐに大きく戻す展開は厳しそうだなと言った印象です。
日足分析
●日足では一旦は週足、日足レジスタンスの1834で天井を付けてそこからは大きなリバもなくズルズルとトレンド転換した形です。目線はフラッシュクラッシュからの反転上昇の波の支配下で現在は調整下落中という解釈。下降波の一時中断中って感じ。日足実体で1750割れでこの上昇波は崩れたと解釈します。
現在位置は下げ止まり押し目買いと戻り売り(下降波)の攻防中ですが、買いに勢いを感じれないため下降Nを目標に下落をみて行くのがメインシナリオかなと思います。その後底値を日足レベルで形成後月足トレンド内に再度返り咲く形をイメージしています。
この辺り1810~1780辺りで長く持ち合うレンジになる可能性もありますが、金利次第な所もあるので要監視です。
日足レベルのサポートは直下は1775、その下は1760、N値1752と言った所です。日足レベルの押し目買いとしては1760を割れた辺りからの買いを1750バックに仕込みたいと考えています。売りは日足レベルで仕込むことは今の所大きく戻しをつけ想定レンジ上限付近に来ない限りは考えていないです。
4H分析
●下降トレンドを推移中。下げ止まりから反転上昇も失敗で終値を迎えてますので、続落で再度下げ止まりの1783との攻防が週明け早々にありそうです。
現在位置は中途半端な所なのですぐに何かをエントリーはないですが、シナリオとしては下に割れず、レンジ継続なら戻りを待ってレンジ上限1801.5~下降チャネル上辺1810付近をバックに売りを入れるシナリオ。
そして、上抜け出来た場合については4H以上の実体抜けするならば、押目を拾っていきたいです。
下抜けした場合は一番深い日足押目ポイント1760割れまで引き付けての買いを仕込みたいです。ここが今の所私は本命ですねw金利を見ながら戻り売りも出来ればしたいですが、サポート帯の重なりからあまり無理して突っ込みはしたくないと考えています。
いずれも私の場合金利を見ながらの判断が多いので合わせて見て行きましょう。
10年金利
●基本的には金利はレンジ中です。金利がレンジオレンジゾーンを抜ければ方向感が少し出て来るかと思っています。現在は再びレンジ上限目指して再度上昇中なので行方を見守りながら行きたいとおもいます。レンジの中にさらにアセトラっぽい形になっているので、ロケット発射には警戒していきたいですねw抜け後もすぐ上に強いレジスタンス1.435付近があるので騙しには警戒しておきましょう。
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