おふろの王様
9月24日月曜日、晴れ
給湯器が先週末金曜日に壊れて4日目。
平日にはなかなか難しいので、よし、では今日いってみましょうと、おふろの王様へ。
生まれたときからお風呂つきの戸建て暮らしだったので、家の外のお湯を使う日常はなかった。たまに、ほんと、ごくたまに温泉旅館に行くぐらい。
だから「番台」みたいなのは創作の中でしか見たことないし、ほら、湯上りに牛乳ビンのフタをピックで刺して抜いてもらって腰に手を当てて飲み干すだとか、完全にファンタジーなんです。
まあ「おふろの王様」は銭湯ではないので番台なんてものは存在しないのですけれど。
休日料金、大人900円。
お高い。(祝日だから? こどもは450円らしいところ、割引の100円で済みました)
貧乏性なので、ここまで取られたならばと、とにかく全部。
サウナ、塩蒸し風呂、露天風呂、リラックスジェットバス、全部試しました。
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ところで塩蒸し風呂ってのはなんなんでしょう?
入って数分、汗が出てきたあたりで塩を(擦りこむのではなく)身体中に広げましょう。そして10〜15分、しっかり蒸して最後に水で洗い流す。水風呂に入るのもよし。
なんて説明があった、気がしますが。
美容法?
塩をまぶすと、浸透圧の関係で効果的に水分が体から抜かれる? とか?
でも蒸し風呂ですよ? 全体に蒸気でむわむわですよ? 飽和した水蒸気が先に吸着されるんじゃないんですか?
この塩は一体なんのために? 注文の多い料理店じゃないの、これ? ここで塩をまぶしてください、みたいな。さらに続く部屋に「ここでバタを塗ってください」って出てくるんじゃないの? 履物はもう抜いでるしな!
まあありがたいことに、蒸しあがった僕を食べる山猫はおらず、こうして無事に生きて帰って駄文をぽちぽち入力しておるのですけれどね。
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食事処もあり、入ってすぐにずらっと陳列された漫画棚ありで。
お湯に浸かって、食べて飲んで、ゆっくり漫画なんかも読んで、弛緩しきることを目的としたレジャー施設。
それが「おふろの王様」なのでしょう。
まあ実際、風呂のハシゴは楽しかった。