Zero Trust Society
一般的にこんな用語があるのかどうかは知らないが、昨今の新型コロナウイルス (COVID-19) が大流行している世界は Zero Trust Society と呼べる状態に陥っているのではなかろうか。
これは言わずもがな、Zero Trust Security とか Zero Trust Network のアナグラムのようなものである。オンライン上は Zero Trust Network の考え方が極めて重要になってきているが、オフラインは Zero Trust Society になってしまっているのだ。
COVID-19が蔓延している社会では、すべてのものを疑ってかかり、自衛に務めなければならないのである。
事実、僕の感覚では既に近隣の住人やスーパーの店員さん、宅配便の配送のお兄さんなどに対して疑いの目で見るようになり、できる限りの接触を回避するようになっている。すべては家族を守るために。
また、政府や行政機関のトンチンカンな政策に期待できないという意味でも Zero Trust Society と言えるだろう。
あ、これがいわゆるディストピアってやつなのか。