Coupe du Japonくまもと吉無田国際(UCI C3)
会場: 熊本県吉無田高原「緑の村」
日程:2024年10月19,20日
結果:XCC 雷雨のため中止, XCO 6位
使用機材
ウェア, グローブ: パールイズミ
バイク: Cannondale Scalpel Hi-MOD 1 (goodspeed井原自転車店)
タイヤ: XCC, XCOともに F/R Pirelli Scorpion XC RC 2.4 Lite(1.3bar)
チェーンオイル: Muc-off Ludicrous AF
グリップ: Supacaz Grizips
ボトルケージ: Supacaz Fly Cage Ano
シューズ: Giro VR90
ソックス: Giro HRC + Grip Socks
インソール: SIDAS Podiatech Custom made footbed(作成:アドバンスドフット)
アイウエア: Supacaz プロト
ヘルメット: KABUTO FLEX AIR
マッサージオイル: イナーメスポーツアロマ forCX
サポーター,コンプレッションウェア: Zamst
マットレス: 39 Design
コンディショニング:新屋カイロプラクティック
Coupe du Japon最終戦は熊本の吉無田高原で行われた。阿蘇山の近く、景色の良い自然公園内のコース。一昨年参加したときは、あまり調子は良くなかったが走っていて気持ちいい所で好きなコースの一つだ。
いきなり言い訳になってしまうが、このレースの前、9月下旬から10月中旬までは指導者としての遠征やレース帯同が続き、2週間半ほどはトレーニングできない期間が続いてしまった。移動も多く、体力的にはきつかったが、今後のためにどうしてもそちらを優先せざるを得ない状況になってしまったので、そこは割り切るしかない。自転車に乗ってのトレーニングをしないことでリフレッシュできたと信じ、帰宅後レースまでの準備期間は中4日。限られた時間のなかできることをやり切って会場入りした。
レース当日土曜日の朝にフェリーで新門司港から九州に渡り、そのまま熊本までドライブ。道中はあいにくの雨模様だったが余裕を持って会場入りした。しかしながら、会場に着いたところで、「落雷のためこの日のレースやイベントは全て中止」と告げられた。練習不足の体に刺激を入れて翌日のXCOに備えるためにもXCCを走りたかったので少し残念ではあったが、安全には変えられない。コースの試走や歩いてのチェックも全てできなくなり、雨足もかなり強くなったため早めに会場を後にして、ホテルに移動。その頃には雨も止んだため熊本市周辺を走って、軽く汗を流した。
レース当日、レース直前に急遽設けられた1時間という限られた試走時間でコースチェック兼ウォーミングアップ。他の会場のコースに比べると割とイージーだが、気になるところもあったし刺激を入れて身体を起こしておきたかったので、時間ギリギリまでコースに残り入念にチェックした。ハイスピードでタイヤに負荷のかかる場面も多かったので、空気圧はいつもより少し高い1.3barにセット。それに合わせてサスのセッティングも少し変更を加えた。
スタートは2列目。ペダルキャッチもうまくいき冷静にスタートできた。5番手ほどで最初の上りに突入。勢いのある選手が抜いていくが、このコースは上りも長く、オーバーペースになって失速してしまうとなかなかペースを回復するのが難しいので自分のペースで走る。
一時は10番手ほどまで下がってしまったものの、前にも後ろにも選手がいる状態でうまくペースをキープすることができた。
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長い登りがあるものの極端に速度が落ちる状態になることが少ないコース設定のため、レース中盤はパックで走る時間が長くなった。
前から落ちてきた選手、後ろから追いついてきて着いてくる選手がいるものの、優勝争いをしているわけでもないので、中途半端な順位で人の後ろについて体力を温存している理由もない。とにかく先頭に出てペースを上げられるだけ上げて前を追う。
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前日の雨の影響で少しぬかるんでいる森の中や少し岩の露出している部分、高速のままバームを抜けていく箇所など、タイヤにはかなりの負担のかかるコースだったが、ピレリのタイヤ Scporpion XC RC の2.4のパフォーマンスに助けられた。
これまでは、耐パンク性の不安からサイドウォールが強化されたProWallモデルを使っていたが、普段の練習から使っているピレリのタイヤの信頼性の高さを実感したので一つ前のレースから軽量版のLiteに変更。カタログには特に記載がないが、XCRCはRC=レース用という名前の通り他のモデルより一層薄く軽量なケーシングを採用しているので、少し不安だったがこれなら日本国内のレースであればLiteモデルでも全く問題なさそうだ。
この日のレースは、中盤には5-6番手争いをするようになり、周りの選手の入れ替わりはあるものの、常に最後までペースをキープして走ることがで気、6位でフィニッシュした。
UCIポイントと賞金獲得が5位までで、そこにギリギリ届かなかったのは非常に残念ではあるが、大会前に練習できなかった期間があったことを考慮すれば、かなり良い内容で終えることができた。
兎にも角にも、これで今年のCoupe du Japonのシリーズ戦は終了。年間総合ランキングは11位と、昨年と全く同じ順位で終えたが、走ったレースやその内容を考えると昨年よりも着実に前進することができた。
応援ありがとうございました。