Coupe du Japon 京都和束
会場: 京都府和束町湯船森林公園
日程:2024年8月17,18日
結果:XCC 6位, XCO 6
使用機材
ウェア, グローブ: パールイズミ
バイク: Cannondale Scalpel Hi-MOD 1 (goodspeed井原自転車店) *ホイール:鬼ベアリング仕様
サスペンションセッティング: フロント110psi(エアボリュームスペーサー2段、リバウンド8クリック、コンプレッション全開放)、リア150psi(リバウンド6クリック)
タイヤ: XCC, XCOともに F/R Pirelli Scorpion XC RC 2.4 ProWall(1.1bar)
チェーンオイル: Muc-off Ludicrous AF
グリップ: Supacaz Grizips
ボトルケージ: Supacaz Swipe Cage
シューズ: Giro Sector
ソックス: Giro HRC + Grip Socks
インソール: SIDAS Podiatech Custom made footbed(作成:アドバンスドフット)
アイウエア: Supacaz プロト
ヘルメット: KABUTO FLEX AIR
マッサージオイル: イナーメスポーツアロマ XCC,XCO共に Summer
サポーター,コンプレッションウェア: Zamst
マットレス: 39 Design
コンディショニング:新屋カイロプラクティック
今季のCoupe du Japon第5戦の会場になった湯船森林公園に作られたMTBコースを訪れたのは数年ぶりでしたが、コースはかなり変更が加えられていました。
速度の出せる部分がほぼ無くなり、下りは縦の動きは減って狭いシングルトラックが多め、上りは以前より全体的に斜度がキツく長くなり、全体的にスピードが出にくいコース設定になっていて、より登坂力が必要なコースになっていました。
熱中症で倒れる人も出るほど非常に暑いコンディションでしたが、1日目土曜日のXCCの前には4周ほどしっかり周回を重ねてコースを覚えました。
バイクセッティングは全日本の時とほぼ変えていませんが、今回はロックセクションもないしリム打ちする確率はほぼ無く、全体的に速度が遅いのでタイヤの踏ん張りを生かす場面もそんなにありません、逆にルーズな砂が浮いていてタイヤの接地感が希薄なところが多いので、タイヤの空気圧を1.1barまで落としてグリップを稼ぐ作戦にしました。
レース前のスタートオイルは2日間とも迷いなくイナーメのSummerを選択、その上に日焼け止めを塗って体力の消耗を最小限にするように努めました。
XCC
スターティンググリッドは3列目、少し後ろからのスタートでしたが最初の加速はうまく行って7番手ほどで1周目を終えました。前がペースアップしてできた中切れを埋めつつ前に上がり、最後の1周は再びラップタイムを上げることができましたが先頭まで追いつくほどのパワーは無くといった感じで、6位でゴールしました。
ただ、少し調子が戻ってきて、これまでよりも少し上の領域まで追い込めるようになったのでよかったです。
XCO
この日も3列目スタートでしたがうまく加速することができ、良い感じの順位で最初のシングルトラックに入ることができました。
スタートして2-3分ほどで狭い上りに差し掛かったところでは、この日優勝することになる竹内遼選手もすぐ前に見えており、悪くない滑り出しでした。
しかしながら、その後の細かい動きを繰り返すセクションで置いていかれ、その後は自分のペースで淡々と走ることに。
前日に引き続き、非常に暑いコンディションでしたが、パールイズミのメッシュジャージのなかに氷嚢を忍ばせ、なんとかペースを保ちます。メッシュジャージは涼しいのはもちろんのこと、これまでのジャージに比べるとかなり薄い作りになっていて汗などの水分を含んでもかなり軽いのでレースではアドバンテージになります。同じくパールイズミのUVガードのフルフィンガーグローブとスパカズのグリップの相性もよく、濡れても全く滑らず不安感なくレースに集中できました。
コースは、シングルトラックになっている狭い道をバランスを取りながらはしらなければならない場面も多く、ピレリのScorpionXCRCのサイドノブのグリップに助けられました。
空気圧はこの日も前後とも1.1barにしましたが、ヨレる感じもなくしっかりグリップもしてくれたので、快適でした。ただ、木の根が張り出している部分で、これ以上荒れていたら厳しいかなと思うセクションがあったので、気を遣わずに走るならやはり1.2barくらいがオールマイティに使えてちょうど良い感じだと思いました。
機材に助けられつつ、転ぶことなくほぼノーミスで6位でフィニッシュしました。
普段は暑くてもボトルを取るのは比較的少なめなこの僕が毎周のようにボトルか氷を受け取っていたので、当日のフィードのサポートにも相当助けられました。
全体的には概ねいい感じで走れましたし、フルシーズン、MTBレースを走るようになってテクニック面でもだいぶ向上してきたようで、ドライコンディションならば同じくらいの順位を争っている中では、テクニカルな場面では遅れをとることはなくなりました。しかし、スタートでもっと貪欲に前に割ってはいるべきかなと思うのと、ラストラップは上りはペースがかなり落ちてしまったし、シングルトラックの下りで体力と集中力が切れてギリギリだったので、そこをもう少し改善できたら一つ二つ上のパックで走れたかもしれません。次のCoupe du Japon参戦は9月上旬の長野県白馬での第6戦なので、それまでにもう1段階上げられるように頑張ります。今回も応援、サポートありがとうございました。
写真: Sumpu Photo