2020年2月のアメリカ・イタリア・フランス出張旅行記 その8
初めての週末 初めてのアトランタ
前日のパーティーの時もあまり楽しめる余裕が無いくらい疲労困憊だった僕たちに訪れたこの旅、初めての週末。
基本、週末は休みなので各自それぞれの過ごし方で過ごす。でも、このタイミングでもまだ荷物は見つかってない状態。
とりあえず、この日も朝ごはんから。
全体的に茶色で、生野菜はほぼなし。肉・パン・卵・フルーツ・ヨーグルトっていう感じ。
とりあえず、ネットでアトランタの観光名所などを調べながら街をブラつくことに。アトランタと言えば、オリンピックも開催されて、日本人も多く知ってるくらいだからそれなりの大都市だろうって思ってたんだけど、街を歩くうちに、どうやらそうでもないかも・・・・ってなってきた。
ホテルの周りには、Hard Rock CafeとかHOOTERSとかが数件あるだけで、そんなに商業施設もなく、しばらく歩いてみるとなかなか殺伐とした風景が広がっていた。
ダウンタウンの結構奥の方まで来てしまったみたいで、人もまばらで、日本でいうシャッター街みたいな雰囲気があった。
街の至る所には、グラフィティがたくさん描かれていてどれもカッコ良かった。
歩けど歩けど、ほとんど人に会わず、たまに見かける人は、ちょっと強面のグループで、ちょっと怖さも感じるくらい。しかも、みんな体が大きいから、それだけで単純に威圧感があった。
途中でUnderground Atlantaっていう商業スペースがあるっていうから寄ってみたけど、こんな有様。土曜日の昼間だったんだけど、ほぼ人いない。
スーパーがある別のエリアの方に行ったら、それなりにお店もあったけど、それでも土日を過ごせるようなエンターテイメント性は何も無い。全然想像と違った初めてのアトランタ。
スーパーでこんなものを見つけた。ドラゴンボールは全世界で人気なんだな、と。
スーパーのドリンク棚には、たくさんの種類のビールも。とは言え、僕はまったくお酒が飲めませんが。それでも、海外のビールはパッケージデザインが洗練されてるものが多くて、見てるだけで楽しい。
スーパーで昼ごはんにサンドイッチを買ってた時に、ANさんからやっとみんなの荷物が見つかったとの連絡が!待ちに待ったスーツケース。無くなってなくて、一安心。嬉しすぎて、スーツケースの写真を撮ったくらい。
夜になると霧が出てきて、寒くなってきて、さらに寂しい街の雰囲気に。
夜は近くのハンバーガー屋のテイクアウトとスタバをホテルで。
オリンピック公園で見たもの
日曜日も特に予定もなかったので、昨日行けなかったエリアを散歩。
この日も朝ごはんを食べてから。肉・パン・卵・フルーツ・ヨーグルトのいつものパターン。
この日は、近くにあったオリンピック公園を中心に街をブラブラ。
オリンピック公園は、アトランタオリンピックを記念して作られたものみたいで、ここには結構人がいた。とはいえ、公園の広さに比べれば、全然少なかったけど。
公園の中には、桜のようなピンクの花が満開でとても綺麗だった。
でも、前日の街中の雰囲気も体験していて、オリンピックを開催したら街全体がもっと盛り上がっているのかと思ったけど、実態はそんなことはなかった。1996年の開催で、すでに14年も経ってたから仕方がないのかもしれないけど、オリンピックを開催しても結局、街には大きな公園だけが残ったという印象を受けて、ちょうど東京オリンピックが開催される予定だったこともあり、考えさせられるものがあった。
もちろん、オリンピック公園以外にも、コカコーラの博物館とかCNNのスタジオ見学、水族館とかもあるけど、それも全部大きなハコ物で、街全体の活気に繋がってるという雰囲気は感じられなかった。
たった2日しかいなかった人間の感想だから、どこまで正しいのか分からないけど。
街の中には、大きな高速も走ってて、なんと片側6車線。カオス。
教会もあって、中に入ったけど、木造の落ち着いた造りで荘厳な雰囲気。教会の建築方法やステンドグラスにも色々意味があって、それをもっと勉強すれば深く楽しめたんだろうけど、そこまで知識が及ばず、ただ単純に「キレイ」という感想で終わってしまう。
夜は、Tさんとホテル近くのイタリアンで。
このイタリアンが、これまた人生で一番不味かった。アトランタの人たちは、これをイタリアン料理だと思って食べてるのかと思うと、可哀想になるくらい。イタリアン料理、中国料理、カレーは、世界中どこでも裏切らないと思ったけど、裏切られた。
そんなこんなで、期待とは裏腹のアトランタでの週末でした。とりあえず、無事に荷物が返ってきただけでも、良しとする。
そして、翌日からさらなる怒涛の1週間が始まる。まだまだ、トラブルが発生する旅。
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