見出し画像

2020年2月のアメリカ・イタリア・フランス出張旅行記 その3

NY3日目。本当は、この日から撮影本格的開始の予定だったけど、朝、再度ディレクターの体調を確認するも、やっぱり回復してない様子。アメリカの薬は、やっぱり日本より強いようだ、ということだけど、それでも、やっぱり全快には至らず。
それでも、少しくらいは体が動かせるようになったみたいなので、朝イチでホテルのロビーで全員で待ち合わせて、朝食を食べに行くことに。というのも、ホテルの朝食がパン1つなので、朝食といえるものでもないから、もっとガッツリ食べよう、ということで。

NY Breakfast

向かった先は、クルーのKさんがYelpで探してくれたカフェ。

画像1

IRVING FARM NEW YORKというお店で結構人気みたいで、朝から人がたくさん入ってた。入れ口から見ると少し狭い感じがするけど、奥が結構広い。

画像2

ここでは、ヨーグルトボールとオムレツ的な物を。多分、量的には1つで良かったんだけど、でも、せっかく来たからには、と思ってついつい頼んでしまう。旅行中の食べ過ぎはあるある。

ここのお店のメニューもそうだけど、アメリカのメニューには、普通に「V」や「GF」のマークがついている。それぞれ「Vegetarian」と「Gluten Free」を意味している。「Vegetarian」は、基本的に動物性タンパク質を取らない人向けで、「Gluten Free」は小麦粉を中心としたグルテンが入っていないメニュー。この2つの選択肢がメニューにあるのが普通。
日本では、なかなか探すのが難しい選択肢だけど。

料理は、重ったるくもなく、ヘルシーで美味しかった。

そして、朝ごはんを食べた後は、明日の撮影現場の周りを少し下見しようということで散歩。翌日の撮影は、NYの大きな病院での取材。その病院まで意外と近いと思って歩き始めたけど、結果30分くらいかかった。

画像4

病院は、想像していた病院を遥かに上回る大きさでびっくり。今のNYでのコロナの報道を見るときにたまに出てくる病院でもあって、地域の中では重要な位置を占める病院のようだ。

病院まで着いて、そこからホテルまで歩いて戻るのは辛いので、Uberを呼んで帰ることにした。日本では、法律の兼ね合いもあったりであまりUberが浸透してないけど、アメリカではUberもタクシーと同じくらい普及している。クルーの人がUberを手配してくれたら、すぐに来てくれて、料金もその場で払う必要もないし、行き先もあらかじめアプリで登録してあるから、便利。

ホテルに戻って、やっぱりディレクターの体調は全快じゃないので、この日もディレクターにはホテルでゆっくり休んでもらうことに。
なので、期せずして、3日目もNYでの自由時間に。クルーのKさんが昔NYで働いていたこともあり、Kさんと他2人と一緒にNYを散策。

その前に、もったいないからホテルの朝食のパンはパンで、食べたけど。

画像5

DUMBO

Kさんのおすすめで、とりあえず地下鉄に乗ってDUMBO(ダンボ)というBrooklynのエリアに行くことに。

NYの地下鉄での切符の買い方は、そんなに難しくないし、クレジットカードで簡単に買えるから、そんなにハードル高くない。

さらには、旅行者には強い見方のGoogle Mapがあれば最強。
とりあえずGoogle Mapに行き先を入力すれば、どの地下鉄の線に乗ればいいのか大体分かるし、駅からどうやって歩けばいいのかも分かるから、本当に助かった。この出張中、Google Mapに一番助けてもらった。
スマホがこんなに普及する前の海外旅行って、本当に大変だっただろうなぁ、と改めて思う。

話がずれるけど、僕が小学校5年生の時に、親に連れてってもらってロンドンに行ったことがあるんだけど、その時は、もちろん今みたいにスマホもなく、地図も紙の地図しかない時代。家族で買い物とかして、ホテルに帰る時に、両親がまた買い物か何かを始めて、自分と兄はちょっと待っててって言われたんだけど、それに我慢できなかった自分は、勝手にバスに乗って帰ろうとしたらしい。確かその時は、バス1日券みたいなのを持ってたから、それを見せて勝手にバスに乗って、ホテルの近くのバス停まで行ったとか。
もちろんそれを知った両親は、焦って急いですぐに追いついてくれたみたいだけど、スマホのない時代にそんなことをされたら、下手したら見知らぬ異国で一生会えなくなるところだった。
今から考えると、何でそんな行動を起こしたのか、謎すぎるけど・・・・。

というわけで、現在のテクノロジーの塊、スマホでGoogle Mapを使いながら、地下鉄でManhattanから抜け出し、Brooklynへ。

画像3

画像6

NYに行く飛行機の中でみたJORKERの中に出てくるような地下鉄とは全然違い、日本の地下鉄と同じように綺麗な車内だった。でも、椅子は布製のクッションではなく、プラスチック製のベンチ型。

この地下鉄も80年代は、車内も車外も落書きだらけで、治安はすこぶる悪かったとか。

今は、もう2020年。それから約40年。それでも、NYの地下鉄=治安悪いみたいな印象が少しあるというのは、悪い噂っていうのは、人間の中に残りやすいし、伝わりやすいんだろうな、っていう。実際に行ってみたら、全然そんなことはない。
とはいえ、やっぱり居眠りとかはしないようには気をつけたけど。

DUMBOという地域に着いて、散策開始。DUMBOは、元々は倉庫街だったところを再開発をして、色んなショップが出店をしている地域とのこと。

確かに、街中にはいわゆる倉庫っぽい赤いレンガ造りの建物が多くて、その中にお店が入ってることが多かった。

画像7

さらに、この地区からManhattan側を見渡すことができるエリアがあり、この日は天気も良くて最高な雰囲気だった。

画像8

画像9

画像10

画像14

画像11

遠くには、微かに自由の女神も見えた。

画像12

お昼は、近くのTime Out Marketというフードコートみたいなところで。アメリカっぽい物を食べたいと思ったので、僕はハンバーガーをチョイス。

画像13

野菜がほぼない、パン・肉・チーズっていうシンプルなバーガー。肉にBBQっぽい味付けがされてて、まぁまぁな味だった。
そして、やっぱり一食分が多くて、食べ終わるとお腹いっぱい。

Brooklyn Bridge

腹ごなしも兼ねて、せっかく来たのでBrooklyn Bridgeを歩いて渡ることに。大体歩いて30分くらいで渡れたかな。
この日は、本当に天気が良くて、ちょっと暖かいくらいの小春日和だったので、歩くには最高の天気だった。

画像15

歩き始めは、こんな感じのところからスタート。観光スポットだけあって、人がいっぱい。一応、道は歩行者レーンと自転車レーンに分かれているけど、圧倒的に歩行者が多いから、たまに自転車がくると、決まってチャイムを鳴らしまくって突っ込んできてた。
橋自体は、2階建てみたいになってて、上の道を歩行者と自転車が、下の道を車が走ってる構造。


画像16

橋は、1883年に開通されたとのことなので、もう150年近く経ってる。鋼鉄のワイヤーの吊り橋なんだけど、この鋼鉄のワイヤーが下から眺めると綺麗な幾何学模様を編み出している。

画像17

画像18

画像19

画像20

半分くらいまで来たところで、Manhattanのビル群と太陽が綺麗に見えるところに差し掛かって、さらにカップルがいい感じの雰囲気を出していた。

画像21

ちなみに、このカップルが腰を掛けてるところは、橋のフェンスで、僕の胸の高さくらい。で、その下には、車がいっぱい走ってるという、結構ひんやりもののところなんだけど、みんな別にお構いなしに座って、肩だいて写真を撮りまくってた。

このBrooklyn Bridgeは、天気が良かったし、行った時間帯も良くて、すごい良くて、おすすめ。

Manhattan側に着いて、そこからさらにLittle Italyの方まで歩いた。その途中でChina Townも通り過ぎたんだけど、この時はすでに中国での新型コロナウイルスの報道がされていて、中国系=新型コロナウイルスというイメージが着いてしまっていて、China Townの街中もお店が結構閉まってて静かだった。この時は、本当にアメリカの人たちにとっても、僕にとっても対岸の火事という感じだった。

Little Italyあたりまで来て、カフェに入ろうとしたけど、あまりいいカフェもなく、結局SOHOのあたりまで行って、JOE & THE JUICEで休憩。

画像22

この時点で、全員時差ぼけが酷くて、めちゃくちゃ眠かった。Kさんに至っては、席について、しばらく寝に伏せってたくらい、みんな体力の限界がきてた。時差ぼけって、本当に辛い。

休憩した後は、SOHOで買い物するなり、ホテルに帰るなり、っていう感じでバラバラに。僕は、少しぶらぶらして、ホテルに帰ることに。

画像23

途中で店頭のディスプレイが綺麗なお店があって、寄ったりしながら。

ホテルについて、ちょっと休憩して、次の日の打ち合わせをホテルのロビーですることに。ディレクターも少しは体調が戻ってきたとのこと。とはいえ、全快には程遠いけど。

その前にTさんと近くのインド料理屋にカレーをテイクアウトをしに。

画像24

このペンキの入れ物みたいなのに、入ってるのがカレーなんだけど、これまた量が多いこと多いこと。緑はサグカレー(ほうれん草)で黄色い方はバターチキンのようなカレー。それにお米。味は、さすがインド料理。世界どこで食べても、一定の味がする。
でも、本当に量が半端ない。多分、ダグカレーの方だけで500ml分くらいあった気がする。少ない量でいいから、安くして欲しい。こんな量を普通に食ってるから、アメリカ人は体が大きいんだって、本当。

チラッと写真に写ってるペットボトルは、TEAって書いてあるけど、普通のお茶を買うのも一苦労。お茶は甘い、というのが基本みたいで、大体のお茶は砂糖が入ってて、慣れない日本人にはびっくりするし、「これじゃないんだよなぁ」っていう・・・・。

個人的に炭酸が嫌いなので、コーラなんて飲めないから、水以外の飲み物を探すのがこの先も結構難しいことの1つに。

とりあえず、カレーを食べながら、次の日の取材の最終確認をして、この日も終わり。いよいよ次の日から本格的な仕事。

Salesforceの広告

画像25

この出張の中に至る所でsalesforceの広告を見かけた。日本でも同じようなテイストの広告も見かけたけど、やっぱり圧倒的にアメリカの方が露出が多い気がした。さすが、本場。

アメリカで、あんまりこういうキャラクターものは受けないと思ってたけど、BtoB向けのサービスでも、こういうキャラクターを使うっていうことは、アメリカでもやっぱりマスコット的な役割があった方が受けがいいのかな。

翌日から仕事開始だけど、あんな開始の仕方になるとは思いもしなかった・・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?