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『北海道の地名』道民でも読めるか分からない?①

こんにちは。飯坂涼平です。

先日、北海道の友達と地元トークをしていたところ、知らない地名が出てくるということがありました。19年間北海道で生活していたにもかかわらず、まだまだ知らないこともいっぱいあるなと感じました。

そこで、北海道の地名について色々調べましたので、記事にしていきます。

今回は、【厚岸町】です。なんと読むか分かりますか?
正解は、「あっけしちょう」です。
厚岸町は、花と味覚と歴史の町として有名です。
花は子野日公園の桜や原生花園あやめヶ原のあやめが有名でおまつりも開催されています。ゴールデンウィーク明けに行われる桜・牡蠣まつりでは満開の桜の下で地元の美味しい牡蠣を堪能できるとしてとても賑わいます。あやめまつりでは海岸線を一望できるビュースポットで約30万株ものヒオウギアヤメが開花します。こちらのまつりでも厚岸の名産品である牡蠣やコンブなどの加工品を手に入れることが出来ます。

そもそもあやめとはどんな花なのかご存知でしょうか?
あやめは初夏に花が咲くアヤメ科の多年草で花言葉は「いい便り」「メッセージ」です。古くから美しいもの、優れたものの特徴として愛されてきました。あやめの名前の由来は剣状の葉が縦に立ち並ぶ様子を「文目」とみたこと、花の根元の模様が網目であることなどの説があります。
西洋ではアヤメ属の花を「iris(アイリス)」と呼び、これはギリシャ神話の虹の女神のことです。
イリスは神の言葉を伝える役目を行っており、その働きぶりはとても優秀で、その仕事にちなみ花言葉がついたとされています。

また、厚岸は東北海道で最も早く開けた場所で東北海道開拓の玄関とも呼ばれています。道東文化発祥の地として長い歴史を誇っており、牡蠣を代表する海の幸、屯田兵の入植から開拓された酪農郷と相まって発展してきました。平成5年には厚岸湖・別寒辺牛湿原がラムサール条約に登録され、豊かな自然環境にも恵まれています。

厚岸町出身の有名人で言えば、スピードスケートの佐藤綾乃選手や埼玉西武ライオンズで活躍されている佐藤龍世選手が有名です。

札幌駅からのアクセスでは5時間弱釧路駅からは約1時間という長旅にはなりますが、たくさんの魅力が詰まったこの厚岸町に是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

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