見えない意味に、色ある価値を
「社会には価値がないかもしれない。でも自分には意味がある。」
僕の8年半におよぶ世界一周自転車冒険は、それだけを信じて突き進み続けた。
見えない靄の中、その先の向こうへ。
そしてその先の向こう峠を越え、ひとつの山に到達し、自分の目標を達成した。
次の目的地は、
「自分に意味があったことを、社会に価値のある形に変えて伝える、行動する」。
僕の経験が社会に必要とされる価値は、「次世代への豊かな価値を生むこと」。
多様性の社会の中で、持続可能な価値を認めてもらうことは、実は難しい。
でも、「他人に価値のあることは、自分への喜び(価値)を生む」ことを信じて進めば、きっと現在の社会の中にも自分の居場所はある。
「見えない価値にも価値を(トビチカンパニー)」
仲間の奥田さんの言葉はいつも僕を勇気づける。
ゴールデンウィークもほとんど家にいれられなかった。
たまたまではあるが、「子供の日=自転車の日」に時間が作れた。
息子に価値のあることは、ダディーにも喜びのあること。
社会で生きる原点は、一番身近な存在から教えてもらう。
子供の日は、大人の学びとなる、大人の日なんだね。
幸せな時間を生んでくれている、息子と妻に感謝。