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アフリカ旅day5 モシ
【アフリカ旅行day5】 2/19
ゲストハウスであった韓国人Tomと過ごした、タンザニアーモシでの1日をお届けする。
朝食
安いゲストハウスの朝食はだいたい、食パンとコーヒーが相場である。しかしここでは、パンケーキ、甘くないカップケーキみたいなの、パン、スイカ、バナナ、オムレツ、飲み物まで、座っていたら全て出してくれた。何より、ここのオーナー兄妹のサービス精神が素晴らしく、オールインクルーシブと言っても過言ではない。
おすすめ過ぎるので、リンクを貼っておく。
https://maps.app.goo.gl/ACqCsXXXaMFr4yJx5
Bajajiで移動
宿から歩いて大通りまで出て、流しのBajaji(トゥクトゥク)を止める。基本こちらから止めなくとも、空きのBada(バイタク)やBajajiは徒歩の人を見つけるとクラクションを鳴らしてくるので、振り返って手を上げるなりなんなり、合図をすればすぐに拾える。
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平地の気温は30°を超えるが、キリマンジャロには雪が積もっている。少なくとも1万年以上まえから積もったままだそうだ。中国人もびっくりの歴史である。キリマンジャロは標高が高いため、雲や霧で見えない日も多く、実際昨日はほとんど見えなかった。
Chemka Hot Spring
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泳いでいる人がいると波で分からないが、透明度がすごい。これ以上澄んだらもはや概念になりそうである。
モシに来るまで知らなかったが、ここはかなり有名なスポットらしく、ほとんどがヨーロッパからの観光客だった。入場料10,000 浮き輪10,000ゴーグル5,000シリングで借りることができた。価格設定が観光客向けである。
ターザンロープで飛び込めるスポットがあり、水深は深いところで約7m。魚も泳いでいるため、いろいろな楽しみ方ができる。3時間ほど滞在し、帰路についた。
ゲストハウスへ
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扉の閉まらない車や、3人乗りのボロバイクには見慣れてきたが、籠から鶏が頭を出しているバイクには初遭遇。
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左の彼女は英語もペラペラで、その兄がオーナー
めちゃくちゃお世話になり、かつ今旅行で1番沢山喋ったのが彼女らである。チップを少し多めに渡すとかなり良いリアクションをしてくれた。私は夜のバスでダルエスサラームに向かうため、荷物を持って市内へ発った。
市内で食事
昨日までにお金をかなり使ってることもあり、今は節約モードである。食べてみたいローカルフードもあるので、食事は安く済ませようと思っていたが、韓国人の彼が韓国料理店に行きたいと言い出した。どうやら韓国ウォンをシリングに替えたいらしく、オーナーの韓国人に会えればできるかも、と言う。だが、旅行客向けの店とローカルの店の価格設定は10倍近いので、僕は別で食べるよと言ったが、その店は安いし、君には良い経験になると言われた。良い経験かどうかは 人に決められたくないと思いつつ、高くないなら、たまには違ったものも食べるかと韓国料理屋に行った。
メニューを見ると、断らなかったことを後悔した。しっかり10倍くらいの価格である。店を変えるほど時間の余裕もないので、諦めて少しだけ食べ、足りない分はストリートフードでも食べようと思っていたら、彼がおすすめの食べ物はこれ!とか言いながら頼み始めた。飲み物なども勝手に頼み始めたので、自分はいらないと、わざわざ店員に注文キャセルをしに行ったが、この時点で私はイライラし始めている。
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実際食べ物の味は美味しかった。ただ量が多く半分ほどしか食べきれなかったため、彼がテイクアウトするそうだ。
そこまで1,000シリング≒60円すらもきっちり割り勘請求してきた25歳の彼が、なんとここのご飯は自分が出すよと言ってくれた。いやはや、ありがたい。断った上で連れてこられたのに、勝手に注文されたものに大金を叩くのは流石に嫌だったので、日本人らしく「いえいえ」などとは言わず、笑顔で感謝を伝え、払ってもらった。
バスターミナルへ
彼も明日ダルエスサラームへ来るそうで、見送りがてらチケットを予約すると言って一緒に来た。
しかしここからがブチ切れ案件。
バスターミナルまでのBajajiは、奢ってもらったからと僕が出したのだが、その後、バスチケットの料金やお土産のリストバンドまで、ご飯を奢ったんだからと支払いをせがんできた。お金ないならイキって奢るとか言わなければいいのに。
自戒の意味も込めて書くが、その国の人と多く関わらない場合、会った数人だけのイメージでその国の人柄が想像される。そのため、いま現在の韓国人に対する私のイメージは小賢しい野郎であり、次会った韓国人男性に対し、同様の警戒心を持ってしまう可能性が高い。やはり、これから自分と同じ場所を訪れる同胞のためにも、自分は日本人の印象を悪くしないよう、最低限のモラルを持ちたいと思った。
バスと売り子
さてさて気持ちを切り替えてバスに乗り込む。
ナイロビ→モシのバスがとても綺麗だったこともあり、想像圏内だかあまり綺麗とはいえないバスに乗りこんだ。エアコンはないので既に汗だくである。ただUSBの充電が付いていたのでかなり加点。
ここはかなり大きなバスターミナルなので、外には多くの露店や売り子がいる。
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彼らは窓を叩き、商品を見せて、買わないかとアピールしてくる。1度は窓からの買い物もしてみたいが、欲しいものも無かったのでまたの機会にしよう。定刻から30分だけ遅れて19時出発。明日の朝6時にダルエスサラームに到着予定である。
今日も長いバス移動になるが、かなり泳いで体力を使ったのでしっかり寝れそうである。ゴキブリが足に登ってきたが、手で掴んで窓から放り投げた。なぜこれが日本でできないのかは分からないが、その地に順応するのが早いのだと好都合解釈するようにしている。
そんな感じで、早めではあるが就寝。