取材ライターへの新たな一歩!人生を動かした2冊の本と運命的な師との出会いとは?
こんにちは、ライターの森崎遼平です。
相互インタビュー第4弾は取材ライターの二ツ矢(ふたつや)たつきさん。
滋賀県出身の二ツ矢さんは、会社員として働きながら2022年にライターとしての活動を始め、今年で2年目を迎えます。これまで主にSEOライティングに取り組んできましたが、専門分野や得意なジャンルがなく、悩んでいました。
そんな二ツ矢さんが新たな一歩を踏み出すきっかけとなったのは、偶然手に取った2冊の本との出会いでした。
その後、二ツ矢さんは取材ライターとしての可能性に気付き、その道で尊敬できる師とも巡り合うことに。
今回は、二ツ矢さんが取材ライターに関心を抱くようになったきっかけや転機についてお話を伺いました。
二ツ矢さんの経歴はこちらから。
専門性がない?取材に興味をもったきっかけはAIの登場も…
--今回はインタビューをお受けいただき有難うございます!まずは取材ライターに関心を抱くようになったきっかけを教えて頂けますか?
これまで主にSEOライティングに取り組んできましたが、専門分野や得意なジャンルがなく、悩んでいたのがきっかけでした。
Xで他のライターさんの投稿を見ると、「医療の知識を活かして記事を執筆しています」「金融に詳しく、信頼できる情報を提供しています」といった具合に、それぞれが自分の専門分野をアピールして仕事を受注されていたんです。
それに比べ、私には特定の専門分野や得意ジャンルとよべるものもなく、ライターとして本当に通用するのかという不安を感じることも少なくありませんでした。
たとえ、いざ書けたとしても、『自分には到底敵わない』とモチベーションが揺らぐことも多かったと思います。
--そのような中で、ChatGPTのようなAIツールが話題になっていましたよね!専門分野がなくても記事が書けてしまいます
そうですね。ちょうどその頃、ChatGPTの話題が盛り上がっていたので、私も試しに記事を書いてみました。
ただ、確かに文章は書けましたし、便利であることは感じました。
しかし、いざ出来上がった記事を見て「これって自分が書いたっていえるのかな?」と疑問が湧いてきたんです。
--AIを活用して記事を書くことはできたものの、ライターとしての実感があまり感じられなかったということでしょうか?
はい、私がAIで記事を書けるなら、他の人も同じように書けるはずですよね?
専門的な知識がなくても、AIを使えば誰でもある程度の記事を書くことができるのは確かに便利ですが、それが果たして「ライター」と呼べるものなのか、迷うことが次第に増えていきました。
二ツ矢さんの迷いから救った2冊の本とは?
--そのような不安を抱えながらも、どのように悩みを解決したのでしょうか!きっかけを教えてください
ライターとしての方向性が決まらず、自己嫌悪に陥っていたときに、偶然見つけた佐藤友美さんの著書「書く仕事がしたい」が私にとっての転機となりました。
気になってその本を手に取ると、表紙には『この本は文章術や文章力を上げるための本ではありません』と書かれていました。
「これはどういうことだろう?」と思いながら本を読み進めると、「仕事がしたい人のための本です」という言葉に出会い、「なるほど、そういう本なんだな」と納得しながらさらにページを進めました。
すると次に、「企画」や「取材」という言葉に関心が湧き、その内容にさらに引き込まれていったんです。
また、本には取材を通じて一次情報を得られるため、専門知識がなくても取り組めることや、普段の生活では出会えない人々から貴重な話を聞けると書かれていました。
本を読み終える頃には、『ライターにはSEOライティング以外にも仕事の可能性があるのかもしれない』と考えるようになり、取材に関する情報が自然と目に留まるようになっていきました。
※佐藤友美さん著『書く仕事がしたい』はこちらのリンクから購入できます。
--佐藤友美さんの本が、取材ライターの道を知るきっかけになったんですね!もう一冊を教えてください
もう一つの転機となったのは、いしかわゆきさんの著書「聞く習慣」です。
著者のいしかわゆきさんは人とのコミュニケーションが苦手でありながら、取材ライターとして活躍されていました。
読み進めるうちに、インタビューで経営者の話を聞くには、自分の知識がまだまだ足りていないと感じながらも、取材を通じて読者に価値ある記事を提供できることに興味を覚えました。
またインタビューでは、自分が多く話さなくても、相手の言葉を十分に引き出せれば良いと書かれていました。
この2冊の本との出会いがきっかけで、内向的な自分にもできるかもしれないと感じ、取材ライターとして歩んでいくことを決めたんです。
※いしかわゆきさん著書『聞く習慣』はこちらのリンクから購入できます。
二ツ矢さん、取材ライターの師匠!渡辺まりこさんとの出会いはとつぜんに!?
--2冊の本との出会いが取材ライターへのきっかけにつながったんですね!取材ライターの基礎はどなたかに教わったのでしょうか?
取材の基礎は、新潟で取材ライターとして活躍されている渡辺まりこさんのZeroFlag(ゼロフラッグ)で学びました。
渡辺まりこさんの存在を知るようになったきっかけは、私のライター仲間が渡辺まりこさんのKindle本を参考にして地域メディアの案件を受注されたと伺ったのが始まりです。
Xで渡辺まりこさんの発信をフォローし始めると、取材ライターの魅力だけはなく、その仕事の厳しさ苦労も本音で語られていたことがとても印象的でした。
その正直な姿勢に次第に信頼を寄せるようになっていった矢先、ちょうど取材講座の準備を進めているという発信を見つけたんです。
それを見て『この方から直接学びたい』との思うようになりました。
--直接、渡辺まりこさんに教えを乞いたいと思われたんですね!その後を教えてください
ちょうどその頃、私が入会したnote運用チャレンジ部を主催する山口なつめさんが渡辺まりこさんにインタビューするスペースを開くと聞き、スペースを拝聴しました。
SEOライティングで、専門分野や得意ジャンルがなく悩んでいた私にとって、専門家から直接話を聞き、それを記事にまとめるインタビューの方法はとても魅力的に映りました。
特に、普段関わることの少ない経営者の方から直接お話を伺える機会は、自分の成長につながると思えたんです。
渡辺まりこさんの取材講座に興味があったものの、ダイレクトメールを送るまでに一ヶ月間悩み続けました。しかし、考え込んでいるだけでは何も変わらないと気づき、思い切って渡辺まりこさんに連絡をしました。
そして、ゼロフラ1期生として、渡辺まりこさんの講座を受講することが決まったんです。
※山口なつめさんの渡辺まりこさんへのインタビューはこちらの記事からお読みになれます。
※渡辺まりこさんが主催するゼロフラはこちらから。
※山口なつめさんが主催するnote運用チャレジン部はこちらから。
二ツ矢さんと僕は同じチャレジン部のメンバーでもあります!
二ツ矢さんのゼロフラ挑戦記!取材の扉を開く冒険がいま始まる
--ゼロフラではどのようなことを学ばれたのでしょうか?
ゼロフラでは3ヶ月という期間のなかで、自主制作記事2記事を仕上げることを目標に、アポ取り、インタビュー、執筆、修正に至るまでの一連の流れを学びました。
私も渡辺まりこさんのサポートがあったおかげで、取材記事の案件に応募できるレベルの自主製作記事を作り上げることができました。
※二ツ矢さんの自主製作記事はこちらからお読みいただけます。
--ゼロフラを受講されて、二ツ矢さんにとってどのような変化があったのでしょうか?
目に見える形で実績ができたっていうのもあるんですけど、1番大きく変わったのは、マインドというか…『気持ちの部分』が大きく変わりました。
3ヶ月間という限られた期間の中でやりきれたことが自信につながったとおもいます。
実際に起こった出来事ですが、今年の5月に知人から紹介されたクライアントのところに挨拶に伺う機会がありました。
その際、クライアントから「こういう対応は可能ですか?」と、未経験のことについても尋ねられましたが、ゼロフラで得た知識を応用すれば十分対応できるという手応えがありました。
もしゼロフラを受講していなければ、こうして自信を持って応えられなかったと思います。
ゼロフラで学んだ二ツ矢さんの未来予想図とは?
--現在のお仕事やこれから挑戦したいことをお聞かせください!
現在、電子書籍の校正や校閲の仕事をしています。また、SNSの運用代行としてインタビューに関連する業務も行っています。
今後は、中小企業や個人事業主の方々が抱える課題の解決にも力を入れていきたいと考えています。たとえば、素晴らしい商品やサービスを持ちながらも、その良さをうまく発信出来ない方は少なくありません。
ゼロフラで学んだことを活かし、そのような方々のサポートができればと思っています。
最後に
--今回はインタビューをお受けいただき、ありがとうございました!ぜひ、ゼロフラで学んだことを活かして頑張ってください!
これからの二ツ矢さんの挑戦を応援しています
二ツ矢さん:こちらこそ、貴重な機会をありがとうございました!森崎さんとは同じ副業ライターとして共通する部分は多いですよね!
これからもお互いを高め合いながら頑張りましょう!
取材後記
終始和やかな雰囲気でお話されていた二ツ矢さん。同じ副業ライターであり、note運用チャレンジ部のメンバーでもあったため、とても親近感が湧きました。
また、二ツ矢さんはインタビューの際に渡辺まりこさんとの思い出深いエピソードを話してくれました。
山口なつめさんとのスペースで「取材の技術を磨く講座を開催したい」と話していたものの、渡辺まりこさん自身も決め切れてなかったそうです。
しかし、二ツ矢さんが渡辺まりこさんにダイレクトメールを送ったことで、「求めている人がいるのなら、やらなければいけない」と感じ、ゼロフラの立ち上げを決意されたとご本人から伺ったそうです。
自分を変えようと勇気を振り絞って渡辺まりこさんへダイレクトメールを送ったことが、渡辺まりこさんの背中を押し、ゼロフラの開講につながったと感じました。
※二ツ矢さんのゼロフラでの『3ヶ月間の成長の記録』はこちらの記事からお読みになれます。
二ツ矢さんは現在、SNS運用代行の案件を継続的に受注しており、インタビュー関連の仕事では、ゼロフラで学んだ知識を活かして活躍されています。
二ツ矢さんのさらなる活躍が楽しみですね。
そんな二ツ矢さんにお仕事を依頼したい方はこちらポートフォリオから、ご依頼いただけます。
最後にご紹介
私も地元の福島を盛り上げたいと思いから、地元の中小企業様や個人事業主様の情報発信のご支援をさせていただいております。
具体的には…
このようなお悩みの方は、お力になれますので、下記のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき有難うございました
また、次回の記事でお会いしましょう♪