2024/9/23

昨日北九州で仕事の打ち合わせがあり、ドライブ好きな私はいつも通り車で向かった。

「運転してると無心になれるんだよね〜」という友人が何人かいるが、なんかピンとこない。
私は、目的地に近づいていく、前進していく感覚が好きなのだ。
サラリーマン的にいうと、メール返信などの小さいタスクをどんどんこなしてスッキリする感覚に近い。

その日は日曜日だったにも関わらず、幸運にも道は空いていて目的地に早く着いた。
散歩でもして時間を潰そうかと思ったが、気温は30度を超えていた。
汗だくになりたくないし、他に上手い時間潰しの方法を見つけられなかったので近場のイオンモールに寄り道した。

都会で育った私にとっては、イオンといえば小腹が空いた時にお菓子を買う場所でしかなかったが、入ってみると豊洲のららぽーとと同様の規模で驚いた。

そこでは食事からファッション、ゲームセンターから映画館まで、全て揃っていて老若男女誰でも楽しめるように設計されていた。
かつて、田舎に住むひとが「デートするならイオンモール一択」といっているのをテレビで見たことがあるのを思い出した。

都会ではイオンは手段でしかなく、田舎では目的になっている。

誰もがスマホを持ち、ソフト面において享受するコンテンツは多様化しても、ハード面のライフスタイルはそれほど変わっていないようだ。