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品は生き様


品という言葉は非常に曖昧な言葉である。

男女によって意味合いが変わるし、見た目や食事での作法の話まで様々なシチュエーションで語られる。
ある人にとっては品があると思われることも、他の人にとってはそうではないこともある。

今回"品"について書きたいと思った理由は、大衆()の考える"品がある"ということと、私が考える"品がある"に大きな隔たりがあると感じており、今後30代を迎えるにあたり、この隔たりの正体を把握することが直感的に大事だと思ったからだ。

そこで、
自分の中で品があると思う人を挙げ、そこから共通点を抜き出して自分の中の"品"を定義していこうと思う。

まず、真っ先に私の頭に浮かんだのは、大谷翔平。説明不要の二刀流選手で歴史上最高の野球選手だ。

次に浮かんだのが、guca owl。彼は25歳の大阪出身のラッパーだ。

最後は、ハイパーメディアクリエイターの高城剛。世界中を旅しながら自分なりの楽しさを追求している人だ。

彼らは職業もバラバラであるが、

着飾っていない、という共通点を発見した。

非常にシンプルで、新鮮さもない答えで申し訳ないが、すごくシンプルに言うと、

彼らはお金が目的になっていない、ということになる。

ブランドなどの物質主義に捉われず、資本主義と適度な距離感を保ちながら生きている。

外向きに生きるのではなく、自分と向き合っているように見える。

私にとっての品というのは、
世間一般でいうところの丁寧な所作などではなく、

彼らのように資本主義的で物質主義的な価値観から上手く距離をとって、外的世界に惑わされず、人としてオリジナリティ溢れる生き様そのものなのだろう。


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