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全日本選手権 U23 XCO

昨年と同様、全日本選手権が梅雨晴れの中開催された。
時期的に天候が不安定で路面のコンディションが読めない時期での開催となりました。

水曜日にレース前最後の追い込みを行い木曜日、金曜日はリカバリーを中心に行いながらある程度、筋肉や心臓に刺激を入れるため短めのスプリントを行ないました。



使用機材

メインスポンサー
株式会社フカヤ

フレーム
ROCKYMOUNTAIN ELEMENT CARBON

ヘルメット
SMITH NETWORK

アイウェア
SMITH WILDCAT

ジャージ
PEARLIZUMI ORDERWEAR

シューズ
QUOC GRAN TOURER XC

ホイール
PAXPROJECT

https://paxproject.com/wheel-rim/


レース前日

朝の9時前には会場入り。

本来この日はXCCのレースがあるのですが、本戦XCOに全てを注ごうと思い、今回は参加を見送りました。

日中は日差しが強いので極力、日向に出ないようにしながら試走までの時間を過ごしました。

試走時間は13時〜16時の3時間。

お昼ご飯を食べて13時40分ほどから試走開始。

富士見のコースでのお馴染みジープ路はいつも通り変わらないものの、コース全体の印象として以前より登りが短い印象。

またロックセクションのアプローチがこれまでと違いテクニカルに。

試走を1周完了する前に雨が降ってきました☔

標高が高く天気予報が当たらない事があるので、雨のレースも視野に入れときながら、雨の中でも試走は続行しました。

雨で濡れたロックセクションはとてもスリッピーに。

落車する人が続出。

恐らくどのラインを使って侵入しても濡れた岩の上では滑るので、Bラインを入念に確認しました。


↑Bライン試走 📸 高野さん

雨が降ってきたので愛用している PEARLIZUMIのスケルトンウェアを着用。

↑是非チェックして下さい✓

雨の走行は体温が低くなっていたり、体調を崩す要因の一つになってしまうのでレインウェアの着用は必須です✨

Bライン、コース幅が狭いので一見ラインは限られているように見えますが、岩への侵入角度などによって楽に速く走れるので時間を費やしてしっかりと確認しました👍

コースを4周したところで試走完了。

試走後も雨は止まずしばらく降っていました。

昨年やそれ以前の経験から雨が一旦止んで一晩経てば、ドライコンディションになると思ったのでドライタイヤ装着のままにしました。

試走後、マネージャーズミーティングで決定する周回数だけ確認してホテルへ。

ホテルは会場から15キロ離れたルートインへ。

大会会場が普段より標高が高い所なので、疲労が残らないように宿泊先は標高が低い所を選びました👍

ホテルに着いてから、洗濯や入浴、食事を済ませて10時過ぎに就寝😪

朝は7時45分に起床。

ぐっすり寝たので疲労感や倦怠感もなく朝を迎えられました。

朝食は8時過ぎからホテルのバイキング🍚

オメガ3を豊富に含む鯖を主菜、オメガ6を含む卵料理を副菜に、抗酸化作用の高いレタス、汁物は味噌汁、主食は白米にしました。

お腹8部目が満たされたところで完食。

そしてレース開始3時間前までにもう一度、食べ物を口にしました。

それ以降はゼリー類でお腹を満たすようにしました。

レース

レース1時間前からローラーでアップを開始。

この日のレース時間は14時と最も暑い時間帯にスタートする上、最高気温は32度。

レース中に体温が上がり過ぎてオーバーヒートを起こす、なんて事もありえるのでアップはいつもより短めに行いました。


レーススタート

今回のレースはスタートループ+7周とやや長め。


↑📸伊東さん

スタートは3番手で進めて行き、スタートループは4番手で通過。

しかしトップ選手のハイペースに着いていけず最初のシングルトラックは6番手で進入。

シングルトラックにもパス出来るポイントがあるので、シングルトラック内で2人パス。


↑📸高野さん


4番手に浮上して前の3人パックを捉えました。

3連パンプ後のヒルクライムで先頭3人のペースアップに着いて行けずに後退。

自分も追走を試みるも単独走になってしまい、前後パックに挟まれる苦しい状況に。

ただ、単独で追う以外に先頭に追いつく方法はなかったので必死に追いました。

先頭の3人パックとは1周目から大きくリードを許してしまい2周目へ。

2周目も一人旅。

3人パックは遥か彼方。

「これまで何の為に練習してきたのか?」

と自分に言い聞かせて闘気を奮い立たせる。

2周目後半から5位の選手がペースアップして差を詰めてきた。

他の選手を気にしてもしょうがないので自分の走りに集中し続け全力で走り続けた。

3周目後半に5位の選手とパックになり、しばしば攻防が続いたので自然とペースアップ。

ダウンヒルセクションは前で進入したかったので、必死に走り続けました。

登りでペースアップしても差が生まれる事はなくパックのまま4周目へ。

ここで自分はレコードラインから外れてオフィシャルフィードで水を受け取る。

その際にペースを上げられてしまいリードを許してしまいました。

この数秒差を作ってしまった事で更に苦しい状況に。

4位の選手のハイペースなラップの刻みに遅れを取ってしまいました。

ただ、前の選手も疲弊していたのか決定打になるほどまではタイムギャップは着かないままレースが進行して行きました。


↑📸伊東さん

先頭の3人パックも崩れた事によって、まだギリギリ表彰台が狙える位置。

ラスト2周はとにかく表彰台を目指して前を追い続けた。

感覚的にラスト2周回目は前の選手とのタイムギャップを縮める走りが出来ていた。

↑📸高野さん

登坂区間の動きの軽さは感じなかったが、表彰台を狙える位置に居る事が自分を鼓舞させた。

安全マージンなど考えず表彰台、とにかく表彰台の事で頭が一杯になった。

ラストラップへ。

4位に浮上し更に表彰台へ近づいて行けた。

だが3位の選手もそう簡単には諦めてくれない。

3位の選手はペースアップしたのか、徐々にタイムギャップを許してしまった。

ラスト2周回目の6ラップ目で殆ど力を使い尽くしてしまったのでペースアップ出来ず…

表彰台への渇望だけが脚を動かしてくれた。

だが思い届かず4位でゴール🏁


最低限、表彰台に登りたかった…

前回のCJ一里野のレースが終わってからトレーニングは順調に進められていたので、この様な形で終わってしまい非常に悔しいです。

またレース内容を踏まえると実際の力量的には5番手の実力です。

何より序盤から先頭争いのペースに着いて行けなかった事が一番悔しいです。


毎度の事ですが、今回の反省点を糧にしてまたトレーニング励んで行きたいと思います💪😤


大変猛暑の中、皆さん応援ありがとうございました!🙏🏻



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