CJ 白山一里野大会 レースレポート
使用機材
メインスポンサー
株式会社フカヤ
フレーム
ROCKY MOUNTAIN ELEMENT CARBON
サングラス
SMITH WILDCAT
ヘルメット
SMITH NETWORK
ウェア
PEARLIZUMI ORDER WEAR
ホイール
PAXPROJECT
https://paxproject.com/wheel-rim/
八幡浜を終えて
八幡浜から1週間のリカバリーを経て迎えた今大会。
八幡浜のレース終了後からとにかく不調の原因を探っていた。
あそこまでコンディションが低迷したのは何故なのか?
自問自答をする中で自律神経の乱れではないのかと思い、八幡浜のレース翌日に書店に立ち寄った。
自律神経の整え方を本を通じ勉強した。
スマホを使いネットの情報を漁る方法が無難だと思ったが、普段読書なんてろくにしないので新しい事を始めようと思い読書を始める事に。
本を読んでいく上で恐らく八幡浜の不調は時差によって交感神経、副交感神経の優位が乱れたのだろうと思った。
まず八幡浜を終えて実行した事は質の良い睡眠を取ること。
時差ボケを直すためでもあるし、しっかり遠征で疲れた身体を休める事が必要だと思った。
八幡浜が終わった翌週はハードトレーニングは控えてしっかり回復に時間を充てた。
CJ一里野まで2週間を切ったタイミングだったので、ハードトレーニングを行いたくなったがまずはリカバリーを優先にした。
ここまで睡眠にこだわったこ初めて。と言い切れる程、しっかり睡眠を取り今大会に備えていた。
リカバリーウィークと言えど全くトレーニングはしなかった訳ではない。
自転車に乗る感覚は鈍らせないようにリカバリーライドや、ランニングを中心に準備を進めていった。
レース4日前にレース前最後のハードワークを行った。
正直身体の感覚は良くなかった。
心拍を上げてVO2MAXゾーンに入れても頭痛に襲われプラン通りのメニューはこなせなかった。
だが、レースまでやれる事はやろうと思い睡眠に食事と出来る対策はとことん行った。
XCCレース当日
土曜日はXCC。
翌日XCOのスタートグリッドを決める予選的なレース。
レース時間は20分程だがXCOよりも強度が高く非常にハードなレース。
XCOのコースとは異なりコースは単調で短くハイスピードな展開になるのがXCCの面白いところ。
XCCのコース試走は2周ほど行った。
一里野のコースは芝のゲレンデを登り一部シングルトラックを走り、ゴール前まで芝のゲレンデを下ってくるシンプルなパワーコース。
XCCスタート
スタートグリッドは2列目。
トルコと八幡浜のレースでUCIポイントを獲得していたので菖蒲谷の時とは打って変わって前方の列でのスタート。
スタートは上手く決まり7番あたりのポジションを取れた。
しかしスタート後のダート区間で前の選手達の砂埃が舞い上がり、砂埃を吸ってしまい咳が出る形に…
喘息持ち&運動性誘発喘息を患っているので砂埃を吸ってしまうと喘息のような症状が出てしまう😓
咳が止まらない状態でレースを進行。
一周目にしてレースを降りたくなるほど咳が出たがダウンヒル区間で息を整えると、走れる状態にまで身体が回復したのでレース続行。
だが、2周目に入るタイミングになると前7人の先頭パックに対し自分は単独で追う形に。
2周目中盤になると先頭パックもバラけ始めていたので、このまま耐えて走り続ければ順位は上がる見込みはあるかも?と思ったので必死に前を追い続ける。
3周目には7位の選手を捕まえてパックに。
芝のゲレンデのダウンヒル区間はドロッパーを下げて姿勢を低くしコーナーの安定化を図りました。
何となく走りのリズムも掴めたところでラストラップへ。
コース最初の登坂区間で一気にスパートを掛けて7番手に。
6番手の選手も視界に入っていたのでペースを落とす事なく追走しました。
登坂区間、ダウンヒル区間共に全力で攻めるも、ラストラップなので前の選手たちもペースアップ。
一見詰めれそう詰めれない数秒差。
最後までプッシュするも6位の選手に追いつくには至らずXCCは7番でのゴール🏁
調子の良さは感じられなかったが、八幡浜からは復調したような感覚だったので一先ず安心。
ゴール後は翌日XCOに備えて20分ほどクールダウン。
チームメイトの昂太と一緒に談笑しながらゆっくり脚を回しました。
XCO当日
XCO前日のマネージャーズミーティングにて周回数は8周回と決定。
かなり稀な1時間30分を超える長丁場になる事が予想された。
2列目とは言えどコースの幅は広いのでデメリットは大きくない。
スタートは周りの選手たちのスピードレンジが高いので飛び出る事はなく、6〜7番手ほどの位置で様子見をする事に。
最初の登坂区間で6番手に位置取り。
頂上に到達する頃には5番手に。
自分もペースを上げきってはいないので、長丁場のレースと言う事で恐らく有力選手はペースを抑えているのだと思った。
シングルトラック入る手前のジャンプセクション直前のコーナーで1人パスして4番手に。
シングルトラックに入り順位の変動はなく登り返し。
登坂区間でも先頭のペースは上がらなかったので自分のペースとリズムで走った方が疲れないので先頭に出る事に。(あとは目立つため😂)
つづらが続く芝の登りもトップで走る事に。
このまま先頭で走っていけると思った矢先、フィードゾーンを前に優勝候補の選手数名が一気にペースアップ。
その後も有力選手たちは容赦なくペースアップ。
コース最高地点を前に先頭グループからドロップ。
シングルトラックで追走を試みるもトップグループのペースアップは衰える事なくどんどん離されていく。
呼吸の辛さは感じないが何だか脚が踏み切れていない感じがした。
復調しきれてはいないけれど、粘って走っていればどこかでチャンスは訪れる。
そう信じてプッシュ。
1周目を終える頃には6番手に。
2周目に入ってもまだ先頭は視界には行っている。
まだまだ行ける!
と自分に言い聞かせて走り続ける。
後ろには1人選手がピタリと着いているが自分のペースとリズムを刻む事に集中。
トップグループとは離れていく中で前のパックはまだギリギリ視界に入る状態。
登りは軽いギアで回すイメージを保ちながら走った。
今シーズンに入ってから高ケイデンスで登る事を意識してトレーニングしてきたので、レース中でも活かされていて昨年よりも走り方の幅が広がった様に感じる。
昨年までの走りでは登りと登りの繋ぎ区間を力んで走っていたが、今年はしっかり脚を回せている。
上手く調子が上がらない中でもしっかりと自分の成長を感じられている。
3周目からは八幡浜で感じた様な頭痛が再来。
やはりまだ遠征疲れは抜けていないのだと思ったがしっかりプッシュし続けた。
頭痛のせいかスピードと共にラップタイムも落ちてきている。
後続との距離が縮まってきているのを感じたが自分の走りに集中し続けた。
ラップを重ねると共にゲレンデの登坂区間にある泥が深くなってきた。
かなりキツイ勾配を登りながら泥によって更にハードな区間になった。
泥はラップによって最速ラインは変わってくるが、コーステープギリギリの大外から走れば芝生で路面が比較的締まっていて走りやすかった。
ペースは上がらない苦しい状況ではなかったが以前に比べて少しは頭を使って走れている気がする😅🤔
ラストラップはペースを再び上げるも前に選手が見えない、、
しかしペースを下げる事はなく攻め続けた。
フィードゾーンを通過時にパンクによって優勝争いから後退した選手が居たので必死に追うことに。
シングルトラックの下りではとにかく立ち上がりは全力で踏み続けた。
何とかゴール前、最後のダウンヒル区間で前の選手に追いつくもスプリント負けし6位でゴール🏁
5位まで付与されるUCIポイントも獲得出来ず、思ったようなパフォーマンスも出せず…
今シーズンは未だ思ったようなパフォーマンスが発揮しきれていないのが、何より悔しい。
これにて5月のトルコ遠征が始まった連戦が終了。
XCCを含めると1ヶ月の間に5レース😅
こんなに連戦が続いたのは小学生以来だと思います😂
次戦は全日本選手権となります。
まずは1ヶ月で5レース走った身体をしっかり労り休めたいと思います。
応援して下さった皆さん、写真を撮影して頂いたカメラマンの皆さん、ありがとうございました!🙏🏻
ご精読ありがとうございました!
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