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分厚い"Tag"にサヨナラ。薄さと実用性を備えたちょっといい忘れ物タグ「AirCard」
忘れ物を音・位置・通知で知らせるAppleの製品「AirTag」。
詳細な位置を検索できたり、見た目のシンプルさから人気の忘れ物防止タグです。自分も所持しています(捨てざるを得なかったスーツケースから取り忘れたため9000km離れたベルギーに置きっぱなしになっています。)
自分の財布はほぼカードのみ収納可のシンプルなものなので、(購入した経緯はこちらから)AirTagを財布の中に入れることはできないし、ストラップとしてつけておくには大きすぎる上、かさばる。でも忘れると買い物の時に悲惨なので仕方なくつけていました。
何か別のいいソリューションはないかな、と検索をしていたところ見つけたのがこちら。
Rolling Square AirCard
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スイスとイタリアの国境にある街、キアッソに本社を構えるRolling Square 社のAirCard。
Appleの「探す」機能に対応しているAirTagと同様の機能を持つのに、2.2mm。そして、ガジェットヲタクの所有欲を満たすスケルトン調のシンプルなデザイン。QRコードとNFCの名刺としての機能も持ち合わせています。
似たような製品としてAnker社の「Eufy Security SmartTrack Card」やNomad社の「Tracking Card」が挙げられます。この3種類のトラッキングカードとAirTagを比較してみると、以下のように。
![](https://assets.st-note.com/img/1718351137669-a4sFqVb4n1.png?width=1200)
AirTagの厚さ8mmに比べ、他のカード型は全て2mm台とクレジットカード2枚分の薄さになっています。オリジナルに備わっている詳細検索はいずれもできない備考欄に書いてあるそれぞれの特色の中で、NOMAD社のTracking CardとAirCardで悩んだ結果、自分はデザイン性と名刺機能、価格差でAirCardを選択しました。
電池持ちは約2年。旧型のAirCardは電池交換ができないですが、購入から1年半が経ったタイミングで販売元のRolling Squareから半額で購入できるクーポンが届きます。
デジタル名刺としてのAirCard
AirCardについているNFCタグを携帯にかざす、もしくはQRコードを読み取ると、sherr.itというBentoやlit.linkのようなカスタマイズポータルサイトにアクセスすることができます。
ここにXやInstagramなどのSNSアカウントのリンクを載せたり、電話番号などの情報、ポートフォリオとなるURLを載せることで自分だけのデジタル名刺情報を作成することができる便利なカードです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718353389129-KQ2MNEdSrd.png?width=1200)
もし、自分がすでにポートフォリオサイトなどを持っている場合は、リダイレクトリンクをそれに設定することでオリジナリティ溢れるサイトを名刺に載せることも可能なので、わざわざ再度1からポータルを作る必要性もないのが特徴。
いざ開封。外装はシンプルです
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薄さゆえのシンプルな外装。4月3日にジョージアで注文し、翌々日には倉庫のある中国から発送されたのですが、ジョージアあるあるなのか、配送途中でロスト。
配送予定日の最遅であった1ヶ月が経ったタイミングでRolling Squareに文句を言ったら無償で新しい住所に届けてくれるとのことで、実家に送りました。そこからは1週間くらいで到着。サポート体制はしっかりしています。(チャットのやり取りの翻訳は必要)
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使用して感じるメリットとデメリット
使用から1ヶ月、だんだんと使用していて満足に感じるところともう少し欲しいところ、妥協できる点と実際に見せた人達の感想を紹介します。
メリット
とにかく薄い。カードメインの財布に入れておけるのは強い
名刺と言いつつスッと取り出すとかなり注目される
心踊るスケルトン
モーリーさん(@Notion_freak)主催で行われた「TSUNAGU 超交流会 in TOKYO」で最も遠い場所からの参加者として参加させてもらった時にオーダーしていた名刺が間に合わず、結果このAircardの名刺機能を使ってご挨拶させていただいた際(主に)男性陣から輝いた目で見られていました。
デメリット
位置を特定する「周辺を探す」検索が使えない
駅など騒音が大きいと財布から音が聞こえない(位置が特定できない)
カード2枚分調整する必要がある
公式商品であるAirTagの最強ポイントは、「周辺を探す」検索が使えること。画像のように方向と距離を見やすい形で表示してくれるので、カバンの中の詳細な位置を特定したい時とかは重宝します。
僕はこの機能で昼間に駅前で落としたAirPods Proの片耳を8時間後、シグナルを頼りに駅最寄りのファミリーマートで預けられているのを発見しました。日本、いい国すぎるだろ。
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また、駅のホームで人を待っている時に財布を探しているときに音を頼りに探してみたら、リュックに耳を近づけないと聞こえないくらいに音がこもってしまっていました。音量としてはAirTagより大きいはずなのですが、財布の中にしまう分音の籠りは影響していました。
おめでとうRolling Square、いい製品をありがとう。
実はこのAirCardの販売元のRolling Square、10周年の誕生日セールを開催中。本当にギリギリに記事を出してしまい大変申し訳ないのですが、日本時間7月19日朝6時59分までの限定セールです。
AirCardが半額で購入できるほか、PCに携帯をマグネットで固定できるEDGE proシリーズ、変換アダプターいらずで6種類のケーブルタイプに対応しているinChargeシリーズも格安で購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
https://rollingsquare.com/collections/rolling-squares-10th-birthday?utm_source=Klaviyo&utm_medium=campaign&utm_campaign=UE%20%7C%20C1%2FM9%20-%2010th%20Birthday%20Reminder%20%2801J17F7J7V69E1PSWX18NHSRBJ%29&utm_id=01J17F7J7V69E1PSWX18NHSRBJ&tw_source=Klaviyo&tw_profile_id=01HTHY3VJN0X42VYN927652RMC&tw_medium=campaign
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