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「情報ノート」 まだあるのかな?

以前、よく海外に行っていた。なんの目的もなく、最初に訪れる国だけを決めてあとは適当にふらふら。最初に訪れる国は、たいていタイだった。そこからタイの島に行ったり、インドやネパールに行ったりしていた。

いわゆるバックパッカーをしていた。学生の貧乏旅だったから、泊まる宿は安宿。1泊100円とか。一度だけ、ギリシャでユースホステルも使った。100円で泊まれる宿なんてあるの? とか思うかもしれないけど、ある。むしろもっと安いところがいっぱいあった。

食事もラーメン1杯15円とか30円とかでできたし。5バーツ(15円)ラーメンとかあったもんね。あれでも、きっと外人価格なはずだから、現地の人はあいつらアホやな〜くらいに思ってたんじゃないかな。知らんけど。

当時は、携帯電話はまだ普及されていなかったし、インターネットは使えるけどめちゃくちゃ遅かった。場所によっては1時間でメール3通を送れればマシだった。ギリシャのイズミールで行ったネットカフェは酷かったな。

ネットカフェなんて呼んでたんかな? もっとレトロ感ある名前だった気がする。誰か、覚えてたら教えて欲しい。

10〜30分単位とか1時間単位で値段設定されていた記憶がある。もう覚えてないけど、100円とかそのくらいで使えたのかな? 

その頃を回想する気なんてさらさらないけど(あるけど)、当たり前に連絡が取れないからこそ、人と人との繋がりが強かった気がするんよ。当時、SNSといえばmixiだった(当時、SNSなんて言葉あったっけ......)。

で、なんの話だっけ? 

そうそう。情報ノートだ。宿にノートが置いてあって、そこにいろんな旅人が記入した情報が書いてあるんだよね。いまみたいにTwitterでシェアみたいなものではなくて、超アナログな情報シェア。

〇〇の国境はイミグレーションで時間がかかるとか、〇〇の店はジャパニーズ話せる店員がいるとか、あそこはボッタくるから行くなとか、日本食屋はどこにあるとか漫画はどこに売ってるとか、雑多な情報が無数に記載してあるわけ。

古くからある宿でジャパニーズが使っている宿には数年分の情報ノートがあって、それを見ているだけでもおもしろいし、役に立つ。

そういえば、なんでなんだろう? あの情報ノートには嘘がなかった気がするなあ。行ってみたらもう当該店舗が潰れてたとかはあったけど、嘘がなかった。気のせいかな。

もう20年以上前のことだから、時代が変わるのは当然なんだけど、いまのレビューはなんか物足りないんだよなあ。

なんでなんだろう? と思って、たったいま5秒くらい考えてみたんだけど、たぶん予想通りのものが予想通りに展開されるだけで新しい発見みたいなものがないから、なのかな。

情報ノートの場合は主にテキスト情報だったから、建物の外観だとか周辺の地理や雰囲気なんかもあまりわからない状態なわけ。で、実際に足を運んではじめて目にする。それが新鮮だったんだろうな。

いまのシェアってたいていは画像付きじゃん。このお店のこのメニューがうまい!とか、この場所〇〇があって超便利!とか。だからだいたいイメージできて、行ってみてもだいたいその通りで、これといって新鮮さがない。

あ、思い出した。

タイでゴーゴーボーイ行ったんですよね。そのとき知り合ったジャパニーズ4、5人で。本当はゴーゴーガールに行きたかったんだけど、1人の女性がゴーゴーボーイがいい!って言って、なぜかそのままみんなでゾロゾロと。いま思えば、ボーイいく連中とガール行く連中で分かれて行けばよかっただけなんだけど。

ボーイは真っ裸の男たちが自分のナニをシコシコして精子ブッ放すみたいなところだった。あれ、ガールはナニするんだろう? 道具でもブッ刺して、潮吹くまでいじってるのか? 書いてて興味が湧いてきた。

で、なんの話だっけ?

そうそう。情報ノートだ。

世界中の情報ノートがリアルタイムで見れるサイトとかアプリとかできないかなあなんて思う。頭の中をサーっと流れたこの1行ちょっとを発信するためにこんな長い文章になったのか。

関係ないけど、Twitterってつぶやきなんだよね? 140文字のつぶやきってどんだけ長いねん。つぶやきって、「アホか」くらい短くない?

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