Ladbrokes Masters 2021の話

2021年最初のPDCイベントとなるLadbrokes Mastersの概要とどんな大会なのかのまとめ

大会名の頭についているLadbrokesとはスポンサーであるLadbrokes Coral社のことである。この会社についてはリンク先を見てほしい。
https://www.ladbrokes.com

出場資格はPDCオーダーオブメリット(私の書く記事ではOoMと表記していく)上位24名が出場する。試合形式はトーナメント方式で、1回戦Best of 11, 2回戦と準々決勝Best of 19, 準決勝と決勝Best of 21となる。

(補足)試合の形式は多くがBest of ~の表記になっているがFirst to ~の表記もある。
・Best of ~は”試合数が最大で”の意味であり、過半数レグ取ると勝利
・First to ~は最初に指定されたレグ数取ると勝利

※2021年1月16日追記
賞金が発表されました。
以下PDC.TVより引用です。

Prize Fund
Winner - £60,000
Runner-Up - £25,000
Semi-Finalists - £17,500
Quarter-Finalists - £10,000
Second Round Losers - £5,000
First Round Losers - £2,500
Total - £220,000

2013年から始まったこのイベントは例年出場者が16人であったが今回は+8名の24名となった。別の記事にも書くが、PDCプレミアリーグの出場1枠を争う大会になっているため出場者を増やしてプレミアリーグを盛り上げたいのだろう。
今年はコロナウイルスの影響もあり年内のイベントは大きな変更が予想されるため、Masters以外のイベントも注意を払っていきたい。

1/12追記
日程付きの組み合わせ画像が発表されましたので追加します。
↓が画像になります。(TwitterPDC公式アカウントより)

画像2

トーナメント方式でOoM9位〜24位の選手がそれぞれ対戦したのち、1位〜8位の選手と対戦していく。
以下トーナメント表(画像はPDCのTwitterアカウントから)

画像1


個人的に注目したい試合をピックアップしていくと
First Roundでは
☆(16) Joe Cullen v (17) Stephen Bunting
☆(15) Jose de Sousa v (18) Jonny Clayton
☆(10) Dimitri Van den Bergh v (23) Chris Dobey
の3試合に注目したい。
上2つの試合は2020年後半に活躍した選手同士というのもあり、First Roundから激しい戦いが予想されるためはじめてハードダーツの試合を見る方でも緊張感と試合展開の速さを感じることができる試合が楽しめるのではないだろうか。
3つ目の試合は、若手有望であるDimitri Van den Bergh選手に注目したい。今年右膝にサポーターをつけているため不安な点はあるが、今後のさらなる飛躍を期待してピックアップした。

Second Roundでは
☆(1) Gerwyn Price v (16) Joe Cullen/(17) Stephen Bunting
☆(8) Gary Anderson v (9) Michael Smith/(24) Adrian Lewis
の2試合を見てほしい。
1試合目は、2020-2021 World Darts Championship優勝者Gerwyn Priceが登場する。対戦相手もFirst Roundでピックアップさせていただいた試合での勝者となるので、シーソーゲームが予想されるもののチャンピオンの力を魅せてくれるだろう。
2試合目はもしかすると師弟対決を新年1発目で見られるチャンスがあるのが面白いポイントである。Gary AndersonとMichael Smithは師弟関係であり、2016年〜2020年で直接対決した時の成績は7-5でGary Andersonが勝ち越している。師匠に勝つことで勢いをつけられるか、または師の意地を見せつけるかにぜひ注目したい。

試合の感想も別の記事で書いていきたいと思うので拙い文章であるが読んでほしい。

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