火器類パワー検証
10/29日曜日。
暇なので持ってる火器類のパワーを検証してみた。
【トライ条件】
気温22℃、風速0m(室内)、水温21℃から98℃昇温までの時間計測、水量は500ml、クッカーの蓋はなし
【結果】
①ガス(ノーマルガス、イワタニプリズムP-153)
沸騰まで2分30秒、消費ガス量は10.5g、強火
ちなみにイワタニプリムスの250サイズOD缶だとガス量は約150gとなるので理論的には7.14Lのお湯が沸かせる。ガス缶の重量は375g。110サイズだとガス量約100g、本体重量213g、お湯4.76Lとなるようだ。
ノーマルガスの成分であるノルマルブタンは沸点-0.5℃の為冬山に持っていくと火がつかなくて死、となってしまう。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/combustion-equipment/p-153/
②アルコール(エバニューチタンアルコールストーブ)
沸騰まで6分30秒とガスの倍以上の時間を要してしまった。アルコールは30ml投入した結果9分間燃焼し600mlのお湯を得ることができた。
アルストのメリットは軽さだろう。チタン五徳を含めて重量は58g(本体45g,五徳13g)、250サイズのOD缶の同重量のアルコールは375g÷0.8g/ml=469mlで9.38Lのお湯を得ることができる。
もちろん弱点もあって何より風に弱い。風防がないと使い物にならないというのと、メタノールの引火点は11℃ではあるが冬山では火がつかないということも聞いているので使用は限定される。
③ほかの候補
この試験をした時は持っていなかったが、エスビットもいいと思われる。クリアドベンチャーによると厳冬期でも着火可能で軽いとのことなので今度試してみよう。
ちなみに各種食事で必要なお湯の量は以下の通り。
・カップ麺 300cc
・カップ麺BIG 410cc
・カレーメシ 230cc
・アマノフード親子丼 110cc
・モンベルリゾッタ 170cc
・西尾白米 160cc