抗え
ルックバックが今日からアマプラで解禁。
さっそく0時を回ってすぐ観ましたわな。
今のチャバナーズに必要なものが詰まっているようないないような気がしたんだよなぁ。
ここから先はネタバレですわ。
まず不登校の京本の家に卒業証書を届けたシーン。あそこで藤野は玄関で足を止めず、部屋の前まで行った。その行動が2人の人生を変えた。恐らく藤野は考える前に足が動いたのだと思う。そこに理由はない。この先になにかあると直感的なものを感じたんだろうなぁ。
その思いは京本もそうだった。学校に行けず引きこもる日々が続いたが藤野との出会いが人生を変えた。でも自分の夢を諦めたくないからあの時初めて「大学に行きたい」と自分の意思を親友に叫んだ。そこに理由はないし、このまま藤野と一緒に漫画を描く人生が素晴らしいものになることは本人が1番分かっていたはず。それでも叫んだ。藤野に出会う前にはなかった勇気が京本を突き動かしたんだと思うよなぁ。
他にもたくさん名シーンあったけど全て胸熱だよなぁ。
周りの評価なんて聞くまで分からないし、親友がいつ死ぬかも分からない。あの時ついた嘘が正解かもないし、あの時の遠慮が人生を変えたかもしれない。そんな不透明すぎる世界を生きる僕たちって本当に尊いよなぁ。
未来は変わる!とか絶対よくなる!って願いはだいたい叶わないけど嫌な予感やこれだけはやめてくれってことはだいたい起こるのあれなんなんだろうなぁ。結局全て決めるのは神なんだよなぁ。
でもこの映画を見て感じたのは神には抗えないけど、抗おうとする姿勢っていうの決して無駄ではないんだよなぁ。
後半はあまり関係ないことをダラダラと書いてしまったけどそれぐらい普段使っていない脳の部分を刺激された60分だったよなぁ。藤野と京本に幸あれ。
チャバナーズの低迷に抗おうや。このままでは終われんじゃろ。あの2人は漫画に夢中になって成功したけど俺はチャバナーズの復権に全てを捧げる覚悟ぜよ。
これを見た静岡のひょうきんものよ。俺たちがチャバナーズの「藤野と京本」になるんやぞ。これからもよろしく。