ギャンブルのような、ネットで古着を買う行為が大好き

古着が結構好きです。といってもひと昔前のアメカジ的なものではなく、ヨーロッパや日本ブランドの小綺麗なものをよく買います。程度のよい古着(ユーズドって言った方が聞こえがいいのかな)を扱うリアル店舗はなぜか敷居が高くかんじられてなかなかドアを開けることができない。入ったとしてもなぜか落ち着かなくて品定めするまでもなく早々に退散してしまう。気が小さい自分が情けない。堂々と店主と仲良さげに話しているお客さんは常連なのだろうなと羨ましくも思うが、完全アウェイなので仕方ないと思ってあきらめる。でも古着屋じゃないお店でもそんな感じなのでお客さんを完全に放っておいてくれるお店だったらアウトレットなどがとても心地良いです。人多いけど。ここ5年くらいネットで古着を買うことにはまっていて、大型ネット店舗は洋服のダメージも詳細に書いていることが多いので数枚の商品写真と色身を画面にうんと近づいて吟味して、気になる洋服をどんどんタブを開いて欲しいかもリストを作ります。写真は撮影者や色味によって大きく変わるので賭けです。タブを開きすぎてブラウザが落ちたら元も子もないので、もちろんんそれらは「お気に入り」(楽天の場合)に入れておいてくことも忘れません。お気に入りの見つけ方は、ネットショップ内で、「ブランド名+レディース+アイテム名+色」を入れて検索して程度が普通以上のだけを見ていきます。ラグジュアリーブランドで激安になっているものは相当使いこんだ感を見受けるものが多く、元持ち主の念がこもってそうでちょっと怖いですね。でも見るのはタダなので興味本位でいろいろ探索してたら数時間はあっというまに過ぎてしまいます。これだけダメージあるのに売る?っていうのを見るのもおつです。その後は限界まで開いたタブをひとつひとつていねいに開いて、商品情報を上から下までじっくり見ます。そして許容できるダメージだったらとりあえず買い物かごに放り込んでいきます。許容できないダメージはやっぱりシミ、汗染みや破けで、糸がほつれてるくらいだったら素材によってはOKだと思ってます。あとTシャツは買いません。着古した感がすぐに出るTシャツを着こなせるのは20代前半までかなと思っているからです。Tシャツだったらわざわざ古着で買わなくても新品で1万円以下で結構気に入るものが手に入るし。ちなみに難易度が高いアイテムはパンツです。スリムな方だったら普通にサイズを見て買えば問題なかろうですが、年を取って運動もしないずぼらな性格の私は腰回りは日増しに立派になってきているので、ウエストサイズは非常に大きなキーポイントなのです。同じブランドの同じサイズでもたまに数センチ誤差がでることがあり、それで何度悔しい思いをしたことが。あとサイズのセンチ記載がサイト表記で間違えてるだろうってときも(涙)。自分の買いなれてるブランドだったらサイズ感は大きくずれることは滅多にないのですが、新規開拓するときは注意が必要です。海外ブランドはとくに難しい。サイズ感を色んなサイトで調べる必要があります。でもそれが楽しいんですよね。だんだんここのブランドのあのサイズだったら着れる・着れないが分かってくるのが。ちなみに今まで購入した中で3割は失敗です。一番多いのは思ったよりサイズが小さくて着るとぱっつんぱっつんになって恰好悪いパンツやスカート、ワンピースの類です。この冬だと、ほつれが異常に目立つダウンジャケットを手に入れました。ほつれは泣く泣く下手ながら裁縫しました。でも所詮素人の繕いなので、あらが目立つので近所のスーパーへ行く時くらいにしか着てません。どおりであの値段だったのかと納得でした。ちょっとサイト上からはほつれの粗さはうかがい知れませんでした。そんな失敗もたまにありますが、ネットショッピング好きの私には当たりはずれのあるギャンブルのようなネットで古着を買う行為が大好きです。頻度は月一くらいなのでそんなに依存はしていないと思いたいです。
最近というか今日届いたのは、23区の麻の黒ワイドパンツ(成功)、MHLのグレーのスウェットパーカー(サイズⅠだったので若干ぱっつんぱっつん、でも着れなくはないので成功)、マーガレットハウエルのメンズのコットンネルシャツと麻の黒ショートパンツ(サイズS、成功)、ICBの黒スーツ(程度は良かったがスカートのサイズがギリギリなので失敗かも…)
ちなみに上記全部あわせて1万5千円くらいです。

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