マダガスカル旅行記<アンダシべ編1>
ちょうどマダガスカルに滞在したのが4月のイースターの祝日とぶつかってしまったためお店も観光地も全部閉まってしまうとのこと。そこで、友人にアンタナナリボから出て1泊で旅行するのはどうかという提案を受ける。それが出発前の1週間前。
アンダシべはもともと行こうと思っていたが、日程を前倒しにして、プライベートで英語が話せるドライバーを雇って行ってくることにした。マダガスカルでは、まだまだ英語が通じないので、英語が話せる人は貴重だ。
朝6時にドライバーが迎えに来た。2日間で756,000アリアリ(約23,000円)。150キロの道のりのうち、2/3が悪路だ。行きは4時間程度で目的地に到着。途中のガソリンスタンドでトイレ休憩があった。道は、東にある港から荷物や資源を運ぶためにでかいトラックががんがん通り過ぎるため、ところどころ陥没して穴が開いている。それらを避けて通る必要があるので、熟練ドライバーじゃないと厳しいし、非常に疲れると思う。
10時には目的地の1つ、「ペリネ特別保護区」に到着。ここはインドリを含む7種類のキツネザルがいる。入場料45000アリアリ、ガイド(3時間)70000アリアリを現金で払う。ガイド料は1時間コースだともう少し安いが、3時間コースをおススメされた。長い方がより多くの野生動物に遭遇する確率が高くなるそう。
ガイドさんと一緒に中に入ると、すぐ見つかった。ガイドさんはどこら辺にどの動物がいるか把握をしているらしい。どうしてわかるのか聴いたら、「ここら辺が彼らの縄張りだから」らしい。キツネザルはファミリーで縄張りがあるそうで、「ここは自分たちの縄張りだ」と声を出し合ってコミュニケーションしているそう。なので、ガイドさんはキツネザルの声をまねて、返事の声を聴いて探す。あるいは、ガイド同士で情報共有して「あそこにいる」と電話で連絡しあったりして、できるだけ多くの種類の動物をせっかく来てくれたお客さんに見てもらいたいという気概を感じた。
<Vakona Lodge>
宿泊先は高級ロッジ、Vakona Lodgeへ。高いが施設が素晴らしい。
敷地内にキツネザルの島とクロコダイルがいるエリアがある。宿泊客は安く入れて、保護されている動物を近くで見られる。ここのロッジの食事は最高と聞いて楽しみにしていた。
アンダシべは山奥にあるので、朝晩は冷えたり、急に雨が降ったりするので、防水加工のジャンパーを持っていくと便利。公園内を歩くので、歩きやすいスニーカー、長袖・長ズボンがいい。蚊はいなかった。
Vakona Lodgeにチェックインしてから、敷地内のレミュールアイランドに遊びに行った。敷地内とはいっても宿泊施設からはかなり遠いため、ドライバーさんが車で連れてってくれた。