9/25 歳をとることを受け入れる
成功する人は年齢を重ねることに価値を見出し、
成功しない人は失った若さを嘆いてばかりいる
「私たちの社会では、若さと幸せは同義だと考えられ、老いは寂しく、希望のない状態だと思われている。だが、それは違う。心が輝きを失うのは、歳をとるからではなく、人生をよく生きていないからだ」
ーマーサ・ベック(アメリカの作家)
失った若さを嘆くのではなく、年齢を重ねることで得た物を喜ぶべきだ。
現代の社会は、若さを必要以上に賞賛している。
スポーツの新記録もベストセラー小説を書くのも、急成長する企業を率いているのも、みんな若者だと思い込んでいる。
私たちは過去を振り返ることに多くの時間を費やす事が多い。
20代は働かなくてもよかった学生時代を懐かしみ、
40代は、まだ社会的な責任も軽く、気ままでいられた30代の頃を思い出す。
60代は若い頃に憧れつつ実現できなかった職業や夢を頭に浮かべため息をつく。
過去ばかり見て、悔やんだり悩んだりするのはもうやめよう。
歳をとることは良いことだ。
老いを受け入れれば逆に新たなチャンスが広がっている事に気がつくはずだ。
長く生きることで得られ物もたくさんある。
経験、判断力、知恵、若くて時間がなく経済的な余裕もなかった時に、挑戦できなかった事。
行こうと思っていたけどなかなか、行けなかった場所。
自分の年齢を否定したり、現実に目を背けたりせず、それを受け入れて生きよう。
『現在の自分を肯定的に捉え、経験に価値を見いだす』
どれだけ多くの経験をし、多くの場所を訪れてきたことで、どれほど人生の幅が広がったか考えて見てほしい。
苦楽を味わい、浮き沈みを経験をしてきたことで身につけた知恵をというものは、
あなたが社会を深く理解し、より生きていくために驚くほどに生きている。
苦労を味わいながら積んだ経験によって、あなたの毎日が豊かになっていること自分に感謝しよう。
『何かを始めることに遅すぎることはない』
もう歳を取り過ぎたから、と何かを始めるを諦めてしまう事ほど、残念なことはない。
実は自分の年齢を言い訳にする人間は少なくない。
だが、あなたの挑戦を妨げているのは年齢ではない。
心の部分の問題だ。
それは、失敗することへの恐れや不安が、あなたの成功から遠ざけている。