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ターミナル上で画像を表示する

概要

通常ターミナルはテキスト文字しか表示することができませんが、Sixel という技術を使えば画像を表示することができるようになります。

Sixel を使用するには、ターミナルエミュレーターが Sixel に対応している必要があります。

ターミナルエミュレーター

Windows用だと、RLogin や Windows Terminal や Alacritty など、Mac用なら iTerm2 や mlterm や Alacritty などがあります。

自分は Windows 用は RLogin を長年愛用しています。多機能、豊富な設定項目、高い安定性などが理由です。

画像の表示

jpeg や png 画像を表示するには、Sixel形式に変換する必要があります。Linux 用では img2sixel か ImageMagick が代表的です。

img2sixel

sixel 用のライブラリ・ツール群の libsixel に含まれているツールです。

インストールは apt から。

$ sudo apt install libsixel

使用方法は画像ファイル名を指定して実行するだけ。(標準入力から受けることも可能)

$ img2sixel [画像ファイル名]

ImageMagick

画像変換の定番 ImageMagick も Sixel に対応しています。

インストールは apt から。

$ sudo apt install ImageMagick

使用方法は変換ツールの convert を以下のようなオプションで実行します。

$ convert [画像ファイル名] sixel:-

sixel:[ファイル名] とすると Sixel 形式のファイルに保存することができます。

あとがき

ターミナル上でちょっとした画像のチェックをしたい時は、覚えておくと便利です。

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