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●終わりのピコットつなぎ

Q.終わりのピコットつなぎのやり方は?
A.私の場合、モチーフを、
  水平方向、反時計回りにスライド回転させ、
  左手に掛かる糸をクロスさせている。

タティングレースにおける最大の難所は、
「終わりのピコットつなぎ」
だと思っています。
最初の表目と裏目それぞれをつくる際に
巻き付く糸目を移すことを覚えるときよりも
難しい。

難しい原因は、
①とにかく他の作業よりも複雑
②やり方が複数ある
③出来るけど、原理がよくわからず腑に落ちない
④頻度が低く、練習を繰り返せない
だいたいこんな感じでしょうか。

私が目にした主なやり方は、
・モチーフを2回折って、繋ぎたいピコットを
普通のピコット繋ぎの位置に移動させる方法。
・モチーフを1回折って、
普通のピコット繋ぎの位置に繋ぎたいピコットを
移動させ、ピコットのみを1回折りつつ
繋ぐ方法。

どちらも試したけど、なかなか覚えられない。
各モチーフの終わりにしか出てこない技法で、
練習もしづらいし、どうしたものか。。。
悩んだ末、最初にあげた方法に辿り着きました。

画像を下に貼り付けてみます。

最後のリングを作る前
終わりのピコットつなぎ手前まで編んだところ
モチーフを反時計回りにスライドし、
左手に掛かる糸をクロスさせる
左上の大きな輪に左手が入ります
かぎ針の先あたりで終わりのピコットつなぎ
終わりのピコットつなぎ後
もう一枚(ボヤけた…)

いかがでしょうか。
最後のリングが閉じるように、モチーフを
反時計回りにスライド回転させています。
モチーフは折りません。
左手に掛かる糸をクロスさせています。
左手に掛かる糸を全て
モチーフの上側に出るようにします。
無理矢理、繋ぎたいピコットを
左側にくるりと移動させるイメージです。

終わりのピコットつなぎのやり方は
他にもあるかもしれません。
私の場合、これがしっくりきただけで、
自分に合った技法が見つかればそれで。

それでは。

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