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言葉の化石

「あの時、ああ言えばよかったな」
「何でこの想い伝えられなかったんだろう」
「我慢するしかなかったから、、」

こういった経験をしたことはありませんか。
こういった想いを抱いていませんか。

言えなかった言葉、吐き出せなかった想い。

時間が経てば忘れるだろう、と思うことも、ふとした拍子にまたフラッシュバックすることがある。

そんな心にこびりついているような思い出、そして外に出すことが出来ず体の内に残った言葉は「化石」のようにいつまでも残っている気がする。

ここがドラえもんの世界だったら、
タイムマシンに乗って「あの頃」に戻り、やり直すことが出来るのかもしれない。でも現実としてそうじゃない。

実際私自身にもたーくさんある。

それを全部抱えて生きてきたけど、いつしか抱えきれなくなってどうしたらいいかわからなくなった。

だからnoteを始めた。

その言葉を外に出すタイミングは、理想とするよりちょっと、いやだいぶ遅くなったかもしれないけど、心の中にずーっと溜めとくよりはよっぽどいい。

noteを書き始めたら、言葉が出てくるわ出てくるわ。
あんた溜めすぎでしょって(笑)気づけば1000日超えてるんだから。

こうやって記事として外に出すことで、それを自分以外の誰かに見てもらえる状況がつくれただけで、あの時言えばに飲み込んだ言葉や吐き出せなかった想いも少しは報われたのかな、と思っている。

と同時に、きっと立場や状況は違えど、同じように過去に言葉を飲み込んだ経験がある人はいっぱいいると思う。特にこのnoteという場所にたどり着く人にはそういう方がいっぱいいるんじゃないか、って。まだ記事を投稿していないけど、ここにたどり着いている人なんて特に。

そういう人が気兼ねなく吐き出せる居場所になっていけばすごく嬉しいなと個人的に思ってる。自分は偉い人間でもなんでもないので、そんな権限はないんだけど。

少なくとも自分が、こういった想いや気づきを書き続ければ自然とハードルは下がるんじゃないかな。


だから意地でも続けていく。
そもそも生憎にもまだまだ書き残したいことがたくさんあるもので。(笑)

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塩浦良太
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