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好きだから伝える、好きだから伝わる

人って「好きなもの」を誰かに伝えようとするときとか、何かを「好きな相手」に伝えようとするときとかのエネルギーってすごいと思う。

エネルギーっていうとちょっと中途半端だね。

ちゃんと、”伝わる”と思うの。


例えば推しのアイドルを紹介します!とか、
自分の地元を紹介します!とかの熱量ってものすごくて。

わかりやすくまとめてくるすごさもあれば、細かいところまで掘り下げていて、
「なんかよくわからないけど、すごいってことは十分伝わってくる…!」
みたなすごさもある。

また好きな相手(家族や恋人、友達など)に対しての感謝の言葉や表現って相手にとってはものすごく伝わることが多い。


しかもこれらのすごさって、
表現がものすごく上手なわけじゃなかったとしても、伝わるということ。むしろその不器用さが良かったりもするところ。

一生懸命伝えようとしている、という部分に良さを感じるものだ。”行間を読む”のいい部分とも言えるだろう。

もちろん何かを「伝える」ということにおいて、構成だったり言葉選びだったり間だったり、そういったスキル的な部分が高いに越したことはないと思う。

だけどそれがすべてではないとも思っていて。やっぱり一番は、伝える側が伝えるものをものすごく「好き」でいることなんだろうなと。むしろ、最初スキルが伴っていなくても、好きだから伝えられるようになりたい、伝えられるようになりたいからもっと技術を磨きたい、っていう効果が生まれてくるんだろうなと。


これってパーソナルな内容の部分に留まるのかというと、決してそんなことなくて。

会社における社内でもそうだし、世間に対しての発信でもそうだと思う。自分たちの商品やサービス、目指している姿が大好きだからそれがどうすればうまく伝わるか、技術を磨くし、伝えたい先の相手のことがものすごく大事だから、なんとか伝わってほしいと表現を磨く。

「伝える」が先行するんじゃなくて、「好き」が先行するのがいいなぁと個人的には思う。


何度も紹介してきている、自分の中での好きな言葉。

「好きにならなきゃ、好きな理由はわからない」

この言葉に尽きると思うし、ずっとまずはこの言葉を大事にしていきたいなって思う。

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塩浦良太
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