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自分にとっての「バイブル」は、過去の自分だったりする。

皆さんにとって「バイブル」と言える存在のものはあるだろうか。

そもそもバイブルとは何か。

バイブル:人生に大きな影響を与えているもの

と理解していただいて問題ないだろう。

自分にとってターニングポイントとなるような本は確かに何冊かある。
例えば『嫌われる勇気』とか、『メモの魔力』とか。

でも最近気づいたことがある。
自分にとっての一番のバイブルは「過去の自分のノート」だってことに。

何か気になること、思ったこと、学んだことがあったらその都度ノートを開いてまとめていたのは高校生のころからだった気がする。

部活で書いていた「野球ノート」が当時はメインだった。

練習で感じたこと、試合で感じたこと、監督コーチの言葉、ミーティングでの内容。ことあるごとにノートを開き、メモしていた。

大学に進み、それは日常にまで転化した。

日々の気づき、学びをことあるごとに書き、自分の一言も加える。
どれだけスマホやパソコンが普及してても、本当に残したいものはわざわざノートを開いて手書きでまとめた。

社会人になってノートにメモをする時間は減ってしまった。
気になったことがあったらスマホを開き、メモするようになった。

それでも”何度も読み返したい”そう思う内容だけは今も欠かさずノートを開いて手書きでまとめている。


気づけばノートは30冊を超えるまでになった。

基本的に「振り返り」ってあまりしないんだけど、過去に書いたノートはたまに振り返りたくなって開くことがある。

「昔の自分は何を気になっていたんだろう」
「昔の自分はどういう感情だったんだろう」

そうやってノートをペラペラめくっていると、過去の自分が偉そうに自分の見解を述べていることがある。

ただそれを読んで、

「意外と大切なこと言ってるじゃん、自分」

と思うこともある。

日々インプットは欠かせない。
インプットがあるからアウトプットができる。

だから新しいインプットを日課にしているのだが、
たまには過去からインプットをするのも悪くないなって思う。

過去からインプットする際は、自分の「バイブル」に頼りたい。
自分にとっての「バイブル」はインプットの材料であり、
自分が生きた過去の証であり、自分の取扱い説明書でもある。

たまにはそんなバイブルを振り返る時間を、設けたい。

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塩浦良太
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