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「今日も楽しかった」と言える毎日を。

人間何かと特別な日をつくろうとする。
特別な日にワクワクする。

記念日とか、学校行事とか、お祭りとか、イベントとか。
何気ない日常から外れた非日常を楽しむ。
その日を目標に、それ以外の日を過ごす(耐える)みたいなとらえ方をしていることもあるだろう。(ハレとケ、みたいな)

もちろんそういった特別な日を楽しみにすることは尊いことだと思っている。ただその一方で「その特別な日を楽しみに、通常の日を耐える日にするのはもったいないな」とも思うようになった。

たまに過去の記憶がフラッシュバックすることがある。
そういう時、だいたい思い返されるのは嫌な記憶、辛かった記憶だ。

きっとたくさんのいい思い出だったりイベントごとだったりを経験し、最高に楽しんできたはずなのに、真っ先に頭に浮かぶのは❝嫌な記憶❞なのだ。
これは私だけだろうか。


嫌な記憶を思い出すたびに思うことがある。

「もっともっと楽しい記憶を思い出したいな」

って。

嫌な記憶ってさ、思い出すたびに寂しい気持ちになるんだよね。
その経験が無駄だったとは思わない。その経験があったからであえた人がいるし、身についた力があるし、その結果が今だから。

でも「昔の思い出は?」となったときに、真っ先に浮かぶのがそういう思い出だった時の空虚感がなんともいえないんだ。

だから思う。
楽しいのは、特別な日だけじゃダメなんだ。って。
特別な日だけじゃ足りないなって。

もっともっと、毎日、

「今日はあれが楽しかったな」
「今日が一番の日だ」

みたいなことを言える日にしたいな。綺麗ごとかもしれないけど。

そりゃ生きてりゃ嫌なことだったり辛いことだったりもあるけれどさ、1日のまとめとして「これが楽しかった日」とまとめてしまえば、結局その日は❝いい日❞という結論がつくんじゃないかな。

ってふと思った。

そんな日記を始めてみるのも面白そうだなって。



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塩浦良太
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