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ブランディングは”自分”から。

最近「ブランディング」に興味を持っている。
横文字に興味を持つ年頃になったから、、、、、というのは冗談で。

今の時代、質の高いサービスが世に溢れている中で、その中でも選ばれるものであるためにはその企業であったり、個人であったりの「パーソナリティ」(=人格、個性、性格)の部分がよく見られると考える。

簡単に言うと、どれもサービスがいいとなったときに選ばれるのは、

「最後はこの人を選ぼう」
「なんだかんだこの企業に任せたくなるよね」

といった要素なんじゃないだろうか、と考えるわけだ。

*

ここまでさも当たり前のように「ブランディング」という言葉を使ってきたけど、なじみがない方もいると思うので少し用語を説明したい。

ブランディング:ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。

Wikipediaより

この説明でも正直わかりづらい部分はあると思う。もう少し一般化すると、
例えば「それいけ!アンパンマン」という作品がある。アンパンマンは立派なブランドの1つだ。そしてアンパンマンの作品の中でも主人公である「アンパンマン」には多くの人が「優しい」「強い」「水に弱い」といったイメージがある。

この「アンパンマンといえば、、、」真っ先に浮かんでくるのがブランドイメージであり、このイメージを自分たちでつくりあげていくことがブランディングであると私は分析している。

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少し説明が長くなってしまった。

ここで冒頭の話に戻る。
冒頭で言いたかったのは、どのサービスも企業も個人も、「いいサービス」「いいもの」「いい人」がいっぱいになってきたからこそ”そのもの”だけでの差別化が難しくなっている。そこで1つ抜け出していくのに必要になっていくのが、自分たち特有の「〇〇といえば、、」を定着させていくブランディングだと考えるのだ。

でもそこでいきなり、

「企業単位でブランディングしていきます!」

というのは決して簡単なことではない。多くを巻き込むにはそれだけの目論見が立つことだったり魅力的だったりすることが求められる。

だからブランディングのスタートとして手っ取り早く扱える対象が”自分”自身なのだ。最近では「セルフブランディング」という言葉がよくつかわれるようになったことからも注目を集めている部分ではないだろうか。


でもじゃあ何から取り組めばいいのだろうか。
ここが一番の悩みどころ。

そんな疑問を解消してくれる言葉を先日ある動画で耳にした。それが、

「続けることが何よりもブランディングになる」

ブランディングは1日にしてならず。
何を言うかはもちろん大事。だけど何者でもないない誰かから発せられる一言で急に世界が動き出すなんてことはほぼなくて(例外はある)。

何を言い続けるか、やり続けるかが大事なのだ。

継続して言うことで、やることで、まずもって言葉に行動に説得力が生まれてくる。そして多くの人の目に複数回目に留まることで記憶に残っていく

その積み重ねが「〇〇といえば、、」になっていく。

自分のブランディングは、自分の言葉で行動次第で作り上げていくことができる。自分自身をブランディングできなければ、それより大きな単位のものを変えるのは難しい。

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その点でいえば私自身少しずつ「塩浦良太といえば、note」みたいなブランディングはできてきたんじゃないかなと個人的に思っている。

1日にしてならずどころか数百日かかって、気づけば1040日くらい経っているが。

でもブランディングはここで終わりじゃない。
もっともっと質を高めていくことができる。

例えば「塩浦良太といえばnote」から「noteで〇〇な発信をしている人」「SNSで〇〇な発信をしている人」「この人の発信、行動を見れば〇〇が身につく」などとアップデートしていくことができる。

個人でそれが実現できたらより大きな単位で動かしていく。

何事もまずは”自分”から。
自分を実験台として使っていきたい。

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塩浦良太
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