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なぜ「頑張れる」のか
私は最初から結果を残せるタイプ、というよりはコツコツと積み重ねてようやく土台ができていくタイプだと自分自身思っている。
もちろん最初から結果を出せればそれに越したことはないが、不器用だからそんな簡単にはいかないことも自分ではわかっている。
そして一度やると決めたことに対してはやり遂げるまで継続する質のため、自分ではそう思っていなくても周りからは「よくそんなに頑張るなぁ」とか「真面目だな」と言われる傾向がある。
「頑張る」の捉え方って難しいと思う。自分が一生懸命取り組んでいるつもりでも周りからは「もっと頑張れよ」と言われることもある。その割に自分は頑張っているつもりがなくても、周りから「よく頑張るな」と言われることもある。
これは答えではないのかもしれないが、経験上「頑張る」ことが目的になってしまうと結果的に頑張れないのではないかと思っている。なかなか複雑だが。
自分が目の前のことに熱中して、楽しんで取り組んでいる状態が結果的に頑張って見えるのであり、自分も充実した状態になっているのだと思う。
だから大事なのはいかに自分が熱中できる環境を選択するか、環境を選択できない場合はどう自分がワクワクできる取り組み方を選択できるか。
私はまだ学生の人生経験しかないため、わずかな材料から例を挙げるが、、
前者だとしたら「部活動」の選択や「アルバイト先」の選択があるだろう。
野球が好きだから野球部で頑張れるわけで、野球が嫌いなのに野球部に入る人はおそらくほとんどいない。子どもに教えることが好きだから塾講師のバイトをするわけで子どもだったり勉強だったりが苦手なのに塾講師をする人はなかなかいないだろう。
後者でいうと私の例で「進学」がある。
私の中ではいろいろな事情があり目指す大学が決まっていた。ただ通常のセンター試験を受けて筆記試験を受けて合格。そのために勉強するという流れが少し息苦しかった。みんながみんな同じようにやっているのがどこかしんどかった。そんな中、たまたまセンター試験の点数も使う推薦入試のお話をいただいた。それに挑戦するということは勉強時間が削られるため、当然リスクもある。だが私はそっちの方がワクワクした。だから選んだ。もちろん大変だったが、やりきることは出来た。
「頑張る」ことが楽しい環境・状態に身を投じる。これが一番有意義な生き方なのかもしれない。
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