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「言葉の種を蒔く」

「言葉の種まき」

すごく素敵な表現の仕方だと感じた。

上記記事内では、以下のような言葉が出てくる。

つかみたいチャンスがあるなら言葉にして種まきをしていく

昨日の入社式後に行われた理念研修で、社長がおっしゃっていた。

大事なのは「明確さ」「コミットメント」

思ってるだけでは何も生まれない。

しっかり文字にして、言葉にして、外に出す重要性。

サッカーの本田圭佑選手が書いた小学校の卒業文集は有名である。

小学生の頃からプロサッカー選手になり、海外に行き、ワールドカップで優勝し、親孝行したい、、、など「自分の夢」を発信していた。

なんといっても本田選手のすごいところは、夢の明確さ詳細さ

普通の小学生だったら、「プロサッカー選手になりたい」「ワールドカップに出たい」くらいは書けるかもしれないが、そこで止まってしまうと思う。

しかし本田選手はどういう道筋でサッカー選手として活躍していくか、最終的にはどういうことを叶えたいか、それを事細かに言語化しているのだ。

そして今現在、本田選手は日本代表としてW杯に出場したし、セリアAのACミランにも所属した。多くの夢を叶えているのだ。

われわれは一体どれだけ明確な道筋で将来を設計し、それを実際に言葉にしているだろうか。

将来像が浮かんでいるということもすごいが、目を見張るべきはその明確さコミットメント力である。

・・・

言葉の種を蒔く重要性について考えていくと、2つの視点で効果があるように感じた。

①自分自身に対して
②周囲からの視点


①自分自身に対して

自分自身に対しての効果としては、「自分で自分の気持ちを再確認するきっかけ」になると感じる。

経験談でもあるが、頭で何か考えていることがあってもいざ他の人に伝えようとしたり、アウトプットしたりしようとすると結局自分が何を言いたいのかわからなくなることがある。

また言葉にすることは自分自身で目標を再認識するとともに逃げ場を亡くすことにつながると考える。

人ってついつい思っているだけでは、優先順位が下がってしまって、

「後でいっか」
「余裕があるとき」

と後回しにしてしまう。

でも、その「後」は恐らくずっとやってこない。熱量がある「今」やらないといけない。

「意識と行動」とあるが、まずは意識しすぎるくらい意識して行動にうつした方がいいと思う。無意識でも行動できるくらいに意識する。それがやがて習慣化すると考える。

その第一歩が「言葉にしてアウトプットする」→”言葉の種を蒔く”ということな気がする。



②周囲からの視点

言葉の種を蒔くことは周囲に対して影響を与えることもあると考える。

その一つの要素が「巻き込む力」だと思う。

もしかしたら中には、

「そんなの無理だよ」
「理想論ばっか言って」

とあざ笑う人もいるかもしれない。

でも中には、

「その想い一生懸命応援しよう」
「何か協力できることはないかな」
「だったらこの人紹介するよ」

背中を押してくれる存在が現れるかもしれない。

否定する人が100いたとしても、背中を押してくれる人が1でもいれば、それは必ず自分の力になると考える。

そしてこれは、発信していなかったら、言葉の種を蒔いていなかったら存在しなかったものである。

もちろん一人、心の中で目標をイメージして、達成することが出来たらそれに越したことはないのかもしれない。

でも種を蒔くことで、どんな花が咲くか興味をもった人が集まり、みんなでアイデアを持ち寄って「最高の花」を咲かせようとした方が、より早くより良い花が咲きそうな感じがする。



いくら心にいい「種」を持っていたとしても、それは実際に蒔かなければ「花」は咲かない。

そもそも自分もその「種」がいい「花」を咲かすのかもわからない

だからまずは、自分が”いい”と思っている「種」を積極的に蒔く。
「なんか違う花咲いたな」と思ったら、また別の「種」を蒔く。

それが自分自身に対して行動を意識付け、目指したい方向性を再認識するきっかけに、そして周りをファン化させるきっかけとなり「成功」する近道なのかもしれない。










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塩浦良太
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