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いろんな人の「気づき」を知りたい

私は「これ!」といった趣味があんまりない人間だ。
学生時代は野球に打ち込んでいたがその野球からも離れた。

就職は地元でしていないので、今いる場所に知り合いは会社の人しかいない。車を持っているわけじゃないから行動範囲も狭い。

スポーツ観戦とか、ランニングするとか趣味と言えば趣味だが、そこまではまっているかというと、、、だ。強いて言うならnoteを書くことかな。

それともう1つあげるとすれば、タイトルにもした
「いろんな人の「気づき」を知ること」だ。

これだけ聞くとちょっと変な人だが、ちょっとじゃない、ちゃんと変な人だと思う(笑)

というのは置いといて。

よくYouTubeで動画を見ることもあるのだが、その中でも誰かが語っている動画や誰かと誰かの対談、みたいな動画が好き。

noteでよく見る記事も「何かのノウハウ記事」というよりかはその人のありのままが書かれた「エッセイ」や「何かの感想」「過去の振り返り」などの記事。

確かにノウハウ系のものだったり名言・格言と呼ばれるものをたくさん読んでいる時代もあった。読んですぐ自分の血となり肉となっている感覚がしたから。でもそれは、その名の通り「感覚」に過ぎなかった。結局は何も身についてなかったのだ。


そして、あることに気づいた。

そういったノウハウだったり、名言・格言だったりは、その人が苦労して工夫したうえでたどり着いたゴールなのに、そのゴールだけ知ったところで同じように使えないということに。

大事なのはそのゴールに至る過程で。
どういった失敗をして、どういった経験をして、何が大事か気づいて、その結果どうゴールに至ったのか。そこの部分を知らなきゃ、再現性なんてなんもないなと。


だからその人が見えていた景色だったり、その時どんなことを考えていたのかだったり、そういった「ハレとケ」でいうところの❝ケ❞の部分、日常の部分にもっと着目しないと、という考えになったわけだ。

当たり前のことだが、自分という人間は1人しかいないし、その1人の人間についている目は2つだけ。自分が生きている間に見ることができる景色には限界がある。だからいろんな人が見てきた景色、そこでの気づきを知ることで、知らなかった世界観を知ることが出来る。

それだけじゃない。

中には同じ景色を見ている人だっている。
例えば東京ディズニーランド行ってきました!だとか、例えばマクドナルドのハンバーガー食べました!だとか。それ自体は同じだけど、その経験を通して人が感じることって人によって違う。見る人の目によって受け取り方は違う。その違いを知るのも面白かったりする。


そうやっていろんな人の経験やその人独自の気づきを得て蓄えていくのが、すごく楽しいと感じている。

だから自分もいろんな気づきを文字にして共有している。

いろんな人がいるということを知ることが、いろんな人に対して優しくなれる第一歩だしね。

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塩浦良太
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