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まずは小さくても成功してみよう

唐突だが、ふと「自分って学ぶとき、どうやって身につけているかな?」と考えてみた。

言語化の1つ大きな意味は”再現性”だ。
そこになんとなくあったものを言葉に出来るようになることで、イメージが出来る。イメージが出来ればその通りに遂行すればよい。

まずもって学び方というのは人それぞれで、それぞれに「合う/合わない」があるという前提をお伝えの上。


自分の場合のフローとしては、

①まず成功体験を得る
②そこから何でうまくいったのか言語化してみる
③もう1回同じように出来るか試してみる

だ。

これは個人の見解だが、②から始めようとする人が多いんじゃないだろうか。”どうすれば上手くいくのか”、言葉から、説明からまず理解をしようとすること。

それ自体悪いことじゃない。
でもわからないものを理解しようとすることって結構たいへんだ。だから理解しようとして、理解が難しくて、

「ん~、もうダメだー!」

って投げてしまいかねないと思っていて。これだとすごくもったいない。

だからこそ成功体験を掴むって大事なんだ。
成功、つまりゴール。

まずはゴールを「見える状態」にする。
意味は理解しなくとも見様見真似だったり、取りあえず試してみるだったり。それが偶然でもいい、一度成功することで、

「自分でも成功できる」

という自信になる。たかが自信かもしれないけど、されど自信だ。

あとはそのゴールまでの道のりを言語化していく。自分がもう1回できるくらいに、自分以外の誰かが同じように出来るように。

その過程でもし上手くいかないことがあっても、1回は成功しているのだからそれが御守り代わりになる。絶対できるはできるんだって。


失敗から学ぶことが大事、って言葉がある。
もちろんその言葉には納得する。

ただ成功できるなら成功に越したことはない。

失敗から学ぶことが大事って、あくまで失敗をした時に与える解釈であって、やる前から失敗してもしょうがないとするのはちょっともったいない。というか自分に対しても失礼だと思う。

こういうのの一番怖いのは「失敗することに慣れること」だ。

失敗に慣れちゃうと失敗してもなんとも思わなくなってしまう。なんとも思わなくなってしまうと、思考が鈍る。

スポーツにおいても”負け癖”がついているチームの雰囲気って危ない。
負けることに慣れちゃうのはよくない。勝つことで勝つことの喜びを知る。それを知るからこそ、負けた時にまた勝ちたいと思う。そのためにどうすれば勝てるか、どうして勝つことが出来たのか言語化していく。そこからその言語化を再現していく。

かのプロ野球の名将・野村克也さんも言っている、

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議な負けなし。」

と。

最初から綺麗に成功する必要なんてない。

まずは小さくても成功をしてみる。
そこから自信をつけ、言語化していく。それを再現していく。

そんなことを大事にしていきたい。

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塩浦良太
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