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ふと考えてみたシリーズ

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#言語化

「期待」の後出しじゃんけん

「期待」の後出しじゃんけん

「期待」って本当に素敵で、本当に厄介なものだ。

期待される側からすれば、
時にそれは自らのエンジンになり、時にそれは足枷になる。

期待する側からすれば、
時にそれは信頼の証拠であり、時にそれは失望のきっかけになる。

これまで何度も私は記事で「期待」にかかわる内容を書いてきた。
それくらい悩んできたし、悩まされてきた。

期待されてうれしかったこともあるし、
期待されて苦しかったこともあるし、

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「なんかやだ」を「なんでやだ」に。

「なんかやだ」を「なんでやだ」に。

「んー、なんかやだ」

そんな感覚になったことはないだろうか。

ちなみに私はある。

多くの人が、特に子どもの頃は抱いたことがあるんじゃないだろうか。
もしかしたら今抱いている人もいるかもしれない。

なんかやだから駄々をこねる。不機嫌になる。

子どもの時はその「なんかやだ」に理由ってあんまり必要なくて、駄々をこねると結構それが受け入れてもらえる人もいたんじゃないだろうか。赤ちゃんなんてまさし

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誰よりも自分を隠したかった私が、今は誰よりも自分をさらけ出している話

誰よりも自分を隠したかった私が、今は誰よりも自分をさらけ出している話

「人生何があるかわからない。だから面白い」

お笑いトリオ「ジャングルポケット」のネタの最後に登場することがあるこのフレーズ。普段はネタとして聞いてるんだけど、冷静に考えちゃうとほんとその通りだな、と思う。



「みなさんの投票の結果、学級委員は塩浦さんに決まりました」

小学校3年生のこのときから、自分の立ち位置を守るための生活が始まった気がする。

自分には隠したいことがあった。

家族が

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「出来る」人がすごいのか?

「出来る」人がすごいのか?

「出来る人がすごいのか?」
という問いに対し、私の中では「はい」と「いいえ」が同時に存在する。いきなり矛盾したことを言っているようだが、少し言語化していきたい。

「はい」の場合こちらはどちらかというとイメージしやすい方ではないだろうか。

「出来る人=すごい」、結果として見えるから実にわかりやすい。われわれはわかりやすい部分で物事を判断することが多い。それに”情より結果”が求められることの方が多

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「天才」って言葉が嫌いだった

「天才」って言葉が嫌いだった

人間生まれた最初は天才だった、のかもしれない。

しかしいろんな経験をしていく中で、現実を知っていく中で、怖さを知っていく中でそして他者と比較していく中で限界を決めていってしまう。

「自分は天才じゃないんだ。何者でもないんだ」

って。そんな記事を過去に書いた。

その一方で、小さい頃は「天才」という言葉が嫌いだった。

小学生の頃とか特に、何か周りの人より優れていると「天才」という言葉で片づけ

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その「大丈夫」って大丈夫?

その「大丈夫」って大丈夫?

大丈夫という言葉、普段当たり前のように使ってしまう。だけど実はめちゃくちゃ使い方が難しい言葉だと思っている。

なんか相手が調子悪そうだったり、上手くいかなくて悩んだりしている時、私たちはついつい「大丈夫ですか?」とか「きっと大丈夫だよ」と言ってしまう。

別に間違いではない。むしろ正しい反応の仕方だと思う。

確かに大丈夫という言葉には優しさや勇気づけという側面がある。

だけど、それと同時に「

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ようやく自信がついてきた。

ようやく自信がついてきた。

自信ってつけようと思ってつけるものじゃなくて、夢中になって一生懸命やっていたら気づいたらついているものなんだと思う。

今日の投稿で、毎日noteを投稿し始めて500日を迎える。

もう500日か、まだ500日か、たかが500日か、されど500日か。

強いて言うならその全部の感覚だ。

500日前の自分と今の自分。

一体どれだけの変化を遂げてきただろうか。

文章の書き方だったり、構成だったり

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「自信」って結局なんなのか

「自信」って結局なんなのか

もっと自信をもって。
自信満々だね。
自信ある立ち居振る舞いをする。

「自信」ってなんだろう。

ふとそう思うことがあった。

自信とは堂々としている姿なのか。余裕がある感じなのか。
イマイチ考えたことがなかったが、今自分に立ちはだかっている壁として「もっと自信あるような雰囲気にした方がいい」というものがある。

確かにそうだ。

自信なさそうにしている人の行動や発言は、どこか相手は不安に感じる

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不安で心を蝕むくらいなら。

不安で心を蝕むくらいなら。

早いもので3月を迎えた。ついこの前、2021年になったかと思えばもう2か月終わったのだ。こうやって1日、1か月、1年はあっという間に過ぎていく。

この1年は自分にとっても人生の節目の一つになる年である(毎年大事な年ではあるが)。

それが就職だ。

21卒としてありがたいことに内定を頂き、この4月からついに社会人として働く。いよいよあと1か月後。これから始まる新しい生活、予想のつかない未来にワク

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「面倒くさい」の反対って何だろう

「面倒くさい」の反対って何だろう

インプットとして何か結果を残した人、一般的に「成功」している人の記事や動画を見ることがあるがその時に話題に出てくることがあるのが、

「面倒くさいことをいかに徹底してやれるか」
「面倒くさいことを愛せるか」

という言葉である。

中学時代の野球部でも監督からは「凡事徹底」とことは言われており、似た部分を感じ、どことなく言っている意味は分かっている気がしていた。

でもふと思った。そもそも「面倒く

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