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休校対応の変更 (2022.2.1より)

皆さまのご理解とご協力、いつも本当にありがとうございます。

感染が全国的に一気に拡大した今年1月、三条市では、学校・保育園などで感染者が判明した場合、原則として3日間の全校休校・休園という対応をとっていました。

この1月中に蓄積した知見などを踏まえ、2月1日からは、休校・休園について、次の新しい方針に変更しました。

(1) 陽性者が判明した日は、全校早退

(2) 濃厚接触者及び接触者が1学級のみの場合は、該当学級のみの学級閉鎖

(3) 濃厚接触者及び接触者が同学年の複数学級の場合は、該当の学年閉鎖

(4) 濃厚接触者及び接触者が複数学年の場合は、休校

(5) 休校等は原則として3日間とするものの、休校等の期間中に新たに陽性者が判明し、新たな検査対象者が特定されるような場合は、必要な日数の休校等を延長

また、これと併せて、三条市内の学校や保育園などで働く先生方あてにメッセージを出しました。

三条市内の先生方へ

 連日の感染症対応、本当にありがとうございます。この度、「学校等における三条市の感染症対策が厳しいのではないか。」「現場や保護者に過度の負担を強いているのではないか。」という声がいろいろと届いておりますので、私の考えをお伝えしたいと思います。本来であればひとつひとつの学校や園に伺い、皆さん一人一人に直接に感謝をお伝えしたいところではありますが、このような状況でかえって迷惑をかけてしまうため、文書でのお伝えになること、お許しください。

 私は、子ども達の安全を守ることを最優先としています。「安全」とは、ひとつは、子ども達の感染をできる限り防ぐこと。もうひとつは、残念ながら子どもの感染が判明した場合には感染を拡大させないこと。

 この方針に基づき、私は、感染が判明したときには3日間の休校・休所・休園をためらうことなく行ってきました。また、保健所の検査範囲変更にかかわらず、三条市独自でPCR検査を行ってきました。

 今年1月の1か月間で、三条市の学校、保育所、保育園で、保健所の検査とは別に、三条市独自に879人を対象にPCR検査を行いました。結果、27人の陽性が判明しました。皆さんのご協力のおかげで、感染の拡大を防ぐことができました。

 皆さんに負担をお願いしていること、また、仕事のお休みなどで保護者の皆さまにもご負担をかけていることは十分分かっております。ただ、私は、子ども達の安全が最優先であると信じています。皆さんにご協力いただいていることは、それに合致するものと強く信じております。

 このオミクロン株の影響もずっと続くわけではないと思います。ワクチン3回目接種の前倒し日程も昨日発表しました。もう少しの間、皆さんのお力をお貸しください。よろしくお願い申し上げます。

令和4年2月1日
三 条 市 長 滝 沢 亮

状況は日々変化しています。

三条市では、日々変化する状況に合うよう、ためらうことなく、方針や対応の変更を今後も行ってまいります。

皆さまのご理解とご協力、いつも本当にありがとうございます。

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