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行動できる人は、「目的」と「理由」が両輪駆動している人 No.187
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2021年7月7日 「DAYONE日記」No.187
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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人は、「自分で行動したこと」、「一生懸命、行動こと」に対して、充実感があり満足感や喜びが得られます。
最近、私自身、料理をしたりするのですが、たまに子供たちが手伝ってくれるのです。
不思議なことに、子供たちが自分で料理の手伝いに加担した時は、苦手な食べ物があっても喜んで食べたりします。
それ以外にも、家庭菜園をしてきゅうりを育てています。これも、たまに子供たちが水やりをしてくれるのですが、やはり、自分達で育てたという意識があり、「美味しさが違う」と言いながら、喜んで食べています。
これらを考えると…
自ら行動して主体的に行動したことは、自分の喜びや充実感につながるということです。
逆に、「人から言われて行動したこと」、「与えられて行動したこと」、「指示されて行動したこと」は、「やらされている感」でしかないかも知れません。
こういう考え方は、すべての行動に通じるような気がします。
例えば、仕事も勉強も同じです。
会社の上司、先輩、親から、「これをやりなさい」と言われると、「やらされている感」しかないはずです。そこに、自分の意思がないからです。そんなことばかり言われていると、自ら主体的に行動しようと言う気にはならないのです。
では…
「何もせずに放っておくと、自然にやる気スイッチが入って、行動できるようになるのか?」
と言えば、それもまた違うような気がします。
その答えとして、「目的」と「理由」が必要です。
仕事も勉強も、「何を目的に」、「なぜやるのか」ということです。それを考えることが大事です。何となくやっていることが多いように思えます。
例えば…
仕事の目的であれば…
「生活するため」
「沢山お金を稼ぐため」
「自分を成長させるため」
「仕事を通じて人の役に立つため」
「自分の存在を上げるため」
「スキルを磨くため」
「人脈を拡大するため」
など多数あるはずです。
勉強も同じで…
「良い大学に入るため」
「将来の夢・なりたい職業になるため」
「スキル・知識を身に付けるため」
「お客様のため」
等あるはずです。
これらは、あくまで目的であって、その目的を「なぜ自分は達成したいのか?、なぜやるのか?」という理由・意味付けを考えてみてください。
仕事でいえば…
「沢山お金を稼ぐため」という目的であれば、「なぜお金を沢山稼ぐのか?」という理由を考えるのです。
「生きていくために必要」という漠然とした理由だけでなく、他にも考えてみるのです。
「欲しいものをいつでも自由に手に入れたいから」
「留学したいから」
「起業したいから」
「良い家に住みたいから」
「良い時計が欲しいから」
「良い教育、勉強をしたいから」
などの様々な理由が考えられるはずです。
「目的」と「理由」が明確になれば、一貫性が生まれてくるのです。
その一貫性が生まれてくることで、なぜ自分が行動するのかが明確になり、人は自発的、かつ、主体的に行動できるようになるのです。それは、当事者意識をもつということだと思います。
だから…
「主体的に行動する人(できる人)は、目的と理由が必ず明確になっている人」
だということです。
自転車と同じです。「目的」という車輪だけなく、「理由」という車輪も動くことで、人を運ぶ・動かすことができるのです。つまり、二輪駆動することで、人は主体的に行動できるということです。
「今、何のために仕事をしているのか?」
「今、何のために勉強しているのか?」
と言うことを立ち止まって考えてみてどうでしょうか?漠然と、何となくやっていることが多いはずです。
「立ち止まって考える」
これだけでも大きな価値があるはずです。
ぜひ、一度、自分の立ち位置を考えてみるのも良いのではないでしょうか?見えてくる世界が変わってくるかも知れません。