環境が人の基準をつくる No.1180
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2024年3月27日 「DayOne日記」No.1180
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
私の毎日の日課として、
就寝前に致知出版社から出版されている
「仕事力大全」という本を読んでいます。
辞書のような分厚さですが、
人間学、人の生き様を学べる本として
オススメです。
その中で、ニデック(日本電産)の
永守会長のインタビュー記事がありました。
数年前のインタビューです。
ニデックといえば、
私が思い浮かぶ永守会長の名言として…
「すぐにやる。必ずやる。できるまでやる」
という情熱・熱意のある言葉が
すぐに思い出されます。
仕事熱心そのものですが…。
そして、
この言葉が生まれた背景や思考も
永守会長の子供の頃の環境によるものだと
書かれているのです。
永守会長の勤勉哲学の原点は
母親の影響なのです。
それは、子供の頃から母親に、
「人の2倍働いて
成功しないことはない。倍働け」
と言われ続けたそうです。
その言葉を幼い頃から
永守会長は聞いていると同時に
永守会長の母親も2倍働くことを
実践されてそうです。
だから、
口だけではなく行動で示す。
そんな母親の姿を見ながら育てば
そうすることが、当たり前のことだと
考えるようになったのでしょう。
永守会長は、人の倍働くことを
当たり前の環境だと認識されたのでしょう。
その認識によって、
「成果が出るまで働く」という
自己認識が確立され、当然の行動になった。
当たり前のように努力する。
そう考えると、あの名言が生まれるのも
自然の流れともいえるのです。
そして、その認識だからこそ
今でも永守会長は、
毎日16時間働いているそうです。
凄いの一言ですが…。
やはり、基準というのは、
環境が大きく影響するのです。
永守会長の認識や考え方も
端からみれば大変そうだと感じますが
ご本人では当たり前の基準になっているはず。
つまり、その基準が当たり前だと
感じることができる環境にいたということです。
ということを考えると、
成長志向を強く推し進めるのであれば、
目線が高い環境に属する。
その中で揉まれるからこそ
自分の基準値や思考、行動も意図的に
変容することができるはず。
人がいかに環境に依存する生き物であるか。
それを感じるのです。
でも、逆説的にいえば
環境次第で意図して変えることが
できるともいえます。
だから、環境を意識する。
これは、大切なことだと改めて感じる
今日この頃です。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。