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【播磨町】「これからの播磨町の協働のまちづくり」研修

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。昨日(2月18日)に協働のまちづくりを進めるための職員研修を開催しました。当日は、議会からも参加があり、50名以上の方に参加いただきました。


協働のまちづくり宣言

 播磨町は2022年に町制施行60周年を迎えます。(実は新島も完成50周年!)60周年を期に協働のまちづくりを進めていくための、協働のまちづくり宣言をする予定です。昨年の春から、庁内でのワーキンググループによる課題整理をすすめて、それらの課題を有識者が集まった播磨町みらい会議にて議論し、宣言の内容などを検討しています。今回の研修は宣言にむけて、職員にも協働のまちづくりについて考えるきっかけになればとおもい開催しました。

「明石市の事例から学ぶ協働のまちづくり」

研修会の様子

 講師には、明石コミュニティ創造協会の柏木さんに来てもらい、明石市のまちづくり協議会やウィズあかし(生涯学習センター、男女共同参画センター、市民活動センター)での動きについてお話しいただきました。
 「そもそもなぜ協働が必要か」を【社会課題と制度の射程】【どの圏域でどんな活動をするか】【どんなコミュニケーションを取るか】などの視点からお話しいただきました。

◯これまでの地域課題の解決は「お金」と「制度」で解決していた。その方法を続けると、多くの市民がお客様化していく。お金も潤沢にあればそれで進められるが、これからの社会の変化を考えるとその方法で持ちこたえられるか?
◯これからの地域づくりは、地域で暮らす多様な人たちが自分の地域の課題解決の取り組みを楽しみながら主体的にやっていくこと。そのためには「やりたい」と思ってもらえるきっかけづくりと環境や仕組みが大切
◯情報が公開されていないと気づきは生まれない
◯住民をサービスの「受益者(受け身)」にしてしまうか、サービスの提供者(楽しみながら参加する)にするかはコミュニケーション次第

今回の研修で印象に残ったキーワード

これからの協働のまちづくり

 参加者のアンケートを見ると非常に学びが多かったようで、この学びをいかに日常業務につなげるかがポイントだなと思いました。また、職員に限らず、地域でも「協働のまちづくり」について学ぶ機会や、地域内でこれからのまちづくりについて話し合う機会が必要だなと感じています。

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