プレゼンテーション1

⑦ババア論 その4 ~なぜ?~ 1/2

どうですかここまで?あんな、こんな、そんなババア、よく見かけますでしょ?

そんな数々のババアのおぞましき所業を時には遠くから目撃、時には最前線で全身に浴び、深い深いキズを負った僕はこう思うのです。

なぜババアになってしまうのか?

あなたの頭の中で、ババアを思い浮かべてほしい。できれば行動例も3つ程あげて。

。。

。。。

そんなヤツ、高校のクラスメイトにいなくない!?いつなっちったんだよっ!?

ババア論① ~その1~で “中年女性がババアになってしまいやすい” と書きました。そして、多くはそのケースに当てはまるでしょう。じゃあ自分が学生の頃って?う~ん、クラスにそんな女子いなかったよなぁ、と。電車内でうるさいティーンエージャーな女子集団にはRoad to ババアを感じるのだけれど完全ババアと言い切ることはまだできなくて「あぁ、この子たちもババアになっちゃうんだろうなぁ」といったあたりだろう。学生時代を思い出してみると、あのくらいの歳の女子たちには公共性はもちろんあった。そして、それは “恥じらい” というババアが持たないものによって形成されていたように思う。では、その先の人生で出産がありいわゆる “母の強さ” を得、それが引き金となってババアになってしまうのか?いや、それは違う。出産を経験してない人にもババアはいる。

なぜ?どこで?

逆の側から考えてみよう。“オッサン” とは?

僕は男であるし、現在36歳。その辺はよくわかる。オッサンになるその過程は “グラデーション” だ。

いわゆる “おにいさん” からオッサンになるのって段階があると思うんですよね。オッサンと言えば?そのランキング第1位 は “おやじギャグを連発する” 時代は変われど、これは永久不変でしょう 。しかし、この “おやじギャグ” と言われるモノの正体って、発せられたギャグ(言葉)そのものの質が低いのではなく、”このタイミングで言うことではない“ ということなのだと思います。おやじギャグの代表 ”ダジャレ“ だって使うタイミング、言い方、フォローなどをしっかり考えて言えばウケます。では、なぜそうなってしまうのか?それは ”空気が読めない“ ということでしょう。先に、オッサンになる過程を “グラデーション” と書きましたが、昨日までは良かったのに今日から空気を読めないヤツになっていた、ということないでしょう。(生まれながらに空気を読めないヤツはいますが)。様々な社会経験、家庭生活、こだわりなどが積み重なって徐々にそうなっていく。また、ハゲる、腹が出る、といった見た目の変化も、急にそうなるわけではない。

僕が最近 “オッサングラデ” のグレー部分にいるな、と感じるのは “歯” 。食後に前歯から奥歯方向に数えて4番目と5番目の歯の間、このゾーンにある “食べたものが引っ掛かっている気配” が気になり出してきているんですよ。オッサンが爪楊枝でシーシーやってるのって、ここを爪楊枝&吸い込みで鳴らしてるんですね、きっと。この気になりの先、僕もあの爪楊枝サウンドを鳴らしてしまうのだろうか?絶対に鳴らすまいと、今は誓ってはいるのですが。

つづく

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