シグネチャ―パビリオン（Ⅷ）～Dialogue Theater – いのちのあかし –～
前回までの記事をまとめています。
連載企画「シグネチャーパビリオン」紹介
今回は８つ目です。
🔴Dialogue Theater – いのちのあかし –🔵
🔴プロフィール🔵
映画作家の河瀨直美さんによるパビリオンです。
生まれ育った奈良県を拠点に映画を創り続ける。
一貫した「リアリティ」の追求はドキュメンタリーフィクションの域を越えて、
カンヌ国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭での受賞多数。
代表作は『萌の朱雀』『殯の森』『２つ目の窓』『あん』
『光』『Vision』『朝が来る』など。
世界に表現活動の場を広げながらも故郷奈良にて、
2010年から「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進の育成にも力を入れる。
2021年よりユネスコ親善大使に就任し、
フランス芸術文化 勲章オフィシエを受勲。
https://expo2025-inochinoakashi.com/
🔴コンセプト🔵
このパビリオンは「対話」を通じ「分断」を明らかにし、解決を試みる実験場の役割を持っています。
対話は互いに理解することができることを気づかせてくれ、より良い未来を一緒に生み出すことができると教えてくれます。
対話で分断を解決するのは簡単ではないけれど理想ではある。
そんな対話をどのように導いていくのかこのパビリオンでの「実験」に注目したいです。
🔴対話シアター🔵
来場者二人が対話する様子を全員で目撃し、アーカイブ
それを構成へ受け継いでいきます。
一回一回が初めての対話。どうなるんでしょうか。
🔴会場🔵
樹齢100年を超えるイチョウと思い出が刻まれ続けた木造の校舎
懐かしさを覚える空間によって豊かな感性が目覚めます。
・奈良と京都の廃校がパビリオンに
・単なるノスタルジーの場ではなく建築に刻まれた多くの人の時間・記憶・気配を新しい場所へつなぐ
・敷地内の風景はいのちのあかしを象徴する豊かな生態系による憩いの空間へ
🔴使用する校舎➀ 旧折立中学校校舎🔵
奈良県十津川村、2012年閉校。
1952年築の南棟はエントランス棟に、
1958年築の北棟は「森の集会所」に。
🔴使用する校舎②旧細見小学校中出分校🔵
京都府福知山市、2003年閉校。
1930年築、平屋建ての校舎はシアター棟に。
🔴植生🔵
奈良京都の自生する植物などをパビリオンへ移植
🔴デザイン🔵
対話を通じて、
ひとつひとつの命に光を当てる
吹き出し×スポットライトの
ロゴデザインです。
🔴スタッフ🔵
🔴計画統括ディレクター 杉山央さん🔵
teamLab Borderless: MORI Building DIGITAL ART MUSEUM(2018)、Syn:身体感覚の新たな地平 by Rhizomatiks x ELEVENPLAY (2023)、蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠 (2023)
🔴展示企画ディレクター 佐藤 哲也さん🔵
（ソニーマーケティング株式会社）
2020年ドバイ国際博覧会 日本館 (2020)、 Hong Kong Disneyland : World of Frozen (2023)、サンフレッチェ広島 HIROSHIMA SOCCER MUSEUM (2023)
🔴建築設計 周防 貴之🔵
（株式会社SUO）
れいがん茶屋 (2021)、屋島山上交流拠点施設(やしまーる) (2022)
🔴植栽・環境デザイン 齊藤 太一🔵
（株式会社DAISHIZEN）
白井屋ホテル (2020)、太宰府天満宮仮殿 (2023)、地中図書館 (2023)
🔴クリエイティブディレクター 井口 雄大🔵
（株式会社博報堂）
🔴アートディレクター 川辺 圭🔵
（株式会社博報堂）
🔴コピーライター 川上 茉衣🔵
（株式会社博報堂）
🔴映像コンテンツ制作 北條 美穂 松島 恵（有限会社組画）🔵
🔴植栽・環境デザイン🔵
🔴松江 大輔 鈴木 俊 安井 将人（株式会社DAISHIZEN）🔵
🔴実施製作統括管理🔵
🔴川西 太士 石川 慶二郎 池元 大 菅波 万理乃（株式会社博報堂）🔵
🔴コンテンツ制作プロデュース🔵
🔴竹下 弘基 古林 毅朗 三瓶 博史 中村 耀司 若林 大（株式会社TOW）🔵
🔴アテンドスタッフ🔵
雇用期間：2025年3月16日～2025年10月15日（予定）
詳しくは下記サイトへ
🔴チケットインフォメーション🔵
前売りチケットが特にお安くなっています。
「行きたい」と思ったら購入の検討をしてみてください。
🔴最後に🔵
次回からは別のパビリオンを調べていきます。
スキ・サポートもよろしくお願いいたします。
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