ひとりから始める 瀬戸内の”環”
ひとりから始める 瀬戸内の”環”
瀬戸内国際芸術祭(せとげい)2022。
5回目のなる今年、春期は4/14から。
キービジュアルも今回が一番好きです。
日本列島の小袋だった瀬戸内海は、豊かな海道文化を育んできました。
けれど明治からは乱開発で島々は荒らされ、本島の成長の影で断絶されてきました。瀬戸芸のテーマである「海の復権」はたぶん観光とは違うなにか。
何を取り戻すのか? 置いてけぼりにされた何かを再生していくために。
全国のみなさんも、この機会に瀬戸内にくりゃーえーがー。(と岡山弁使ってみる)
そんな 瀬戸芸 春期開幕直前のグッドタイミング 4/8(金)に、コミュニティデザインについて、私が語らせていただきます。ひさしぶりの公開講演(オンライン)なのでご興味ある方はご参加ください。
瀬戸内の島々も ぼくらの毎日もあえて「負の遺産」に目を向けてみる。するとそこには「復権できる価値」が見えてくる。かも。
ちなみに4/8は、ウクライナ人道支援チャリティ講演なので、戦火で悲しむお子さんや難民支援のためにより多くの方に知って頂けるとありがたいです。
小さく始めて大きく育てるコミュニティデザイン
2022年 4/1から「新プラ法」が施行されるのは皆さん、ご存知でしょうか?
ご存知のように、プラスチックごみは自然分解されず「ストック化」されるゴミ。マイクロプラスチックの動物や人間への影響は、もう広く知られてきている所です。
ちなみに瀬戸内海は「内海」なので、毎年4500tのゴミのほとんどが自らの地域で作り出しそのままストック化され続けています。
(図参照)
世の中をサステイナブルに!という流れもあり、瀬戸内4県と日本財団ではじまった「瀬戸内オーシャンズX 」のように「県の壁」を飛び越えて 瀬戸内海のゴミを減らす取り組みも始まっています。
ちなみに私の生まれ育ちは 岡山県玉野市という所でして、公式サイトに表示されているアート作品「宇野のチヌ」も、地元の海や湖のプラごみで作られているんです。
私も、毎週のように海水浴や釣りをして、瀬戸内海に親しんで幼少期を過ごしました。思えば、その頃からもずーっと海の中にストック化されてきたゴミたち・・・。
ひとりひとりのバラバラな生活や職場での活動の足跡は、回り回って瀬戸内海に集まってくるわけです。こう考えると、ひとりから始めることと、大きく育てることは良くも悪くも「瀬戸内海で繋がって」いますよね。
4/8 はそんな視点も持ちながら、さまざまなコミュニティづくりの事例をお話しできたらと思います。 当日オンラインで、みなさまにお会いできるを楽しみしています。
【 4/8(金)19:30 オンライン講演会 】
「小さく始めて大きく育てるコミュニティデザイン」
~ひとりから始める 瀬戸内の”環”~
主催 せとふくメンバーず. 後援 (株)PARK STARS
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