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沈黙の奥深くから聴こえる声
(2021.9/11のFB投稿より)
中学生以来ファンのバンドの、とある好きな曲の一節。
言ったもの勝ちの世界なら変わらない。
愛は沈黙の奥深くに眠るのに。
「沈黙」って、何かを語ってくれるし、多くを語れるし。
40代になって、そんなことがほんの少しずつだけどわかってきました。沈黙をどこかに持っている人とは、いっぱい話すばかりの人より、愛情深く語り合える気もします。
ぼくは個人的に大切な人たちの月命日をGoogleカレンダーに入れています。
これがとっても良くて。
なぜって、毎月「にぎやかな沈黙のおしゃべり」をその人たちとできる気がするからです。
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以前訪れた NYマンハッタン、リバティー・パークのど真ん中。記念碑のあるリフレクティング・プール。
どんどん高く伸びるビル群にこだまする騒音より、深く底へ流れる水の沈黙の方が、20年の歳月を語りかけてくれる気がします。
言ったもの勝ち・やったもの勝ち は傍において。
なかなか変わらない世界が
沈黙を大事にできる21年目になりますように。
( 2024年 追記 )
2001年 アメリカ同時多発テロから23年。
世界はなかなか変わらないどころか、ますます爆音がこだましています。
生まれた理由を、すべての子が全肯定できるような世界に。
🟥 🟩 ⬛︎ ⬜︎
16000 children's shoes laid out in the memory of 16000 Palestinian children that Israel killed in 11 months.
— Mohamad Safa (@mhdksafa) September 9, 2024
Thanks Holland. Don’t stop talking about Gaza. pic.twitter.com/ep2TKcNiym